ドラゴンクエストXI 超みちくさ冒険ガイド (SE-MOOK) の感想

まず、本書は攻略本ではないのでそれを知らずに購入するとかなり困惑すると思います。自分はその事を理解した上で購入したのですが、過去作のドラクエにあった似たような書籍「あるきかた」シリーズに比べると本書はかなり物足りない内容だと思いました。以下、本書に期待していたのに触れられていなくて残念だった点を挙げていきます。

・仲間キャラクターの掘り下げや考察がほとんど無い。あるのは主人公の恥ずかしい呪いの検証と6Pほどのグラビアっぽいページくらい。今作はキャラクターがとても魅力的なだけにもったいない。
・カジノの検証ページが12Pあるが、なんと全てマジスロのみ。通常スロット、ポーカー、ルーレットは完全スルー。いや、ジャックポット出現率を調べるとか他にもやるべき事があるのでは。
・ヨッチ族のメタル出現率の検証とかを期待してたがそんなものは無かった。ヨッチ族集めに関する情報そのものが皆無です。
・ボウガンはたった一ヵ所、ページの4分の1ほどのスペースにおまけの記事があるだけ。
・定番だったメタル狩り指南のページが無い。まあ今作はメタル狩りしなくてもレベルが上がり過ぎると言われているので必要ないと判断されたのかも知れませんが定番だっただけにちょっと意外。
・そもそもページ数もみちくさ企画数も少なすぎる。ドラクエ9のみちくさ冒険ガイドが256ページ&51企画だったのに対し、本書は208ページ&20企画と圧倒的に少ないのに価格はこちらのほうが200円高い。

以上の不満点と、全く楽しめなかったというわけでもない点(ふっかつのじゅもんでわらしべ冒険とか)を考慮して評価は星2つとさせて頂きました。