エリアリノベーション:変化の構造とローカライズ の感想
参照データ
タイトル | エリアリノベーション:変化の構造とローカライズ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 馬場 正尊 |
販売元 | 学芸出版社 |
JANコード | 9784761526221 |
カテゴリ | アート・建築・デザイン » 建築 » 建設・土木 » 建築・土木工学 |
購入者の感想
自分にとっては地域を活性化させる事例があり、刺激のあるいい本でした。
この本では、6つの場所(東京都神田・日本橋/岡山市問屋町/大阪市阿倍野・昭和町/尾道市旧市街地/長野市善光寺門前/北九州市小倉・魚町)のエリアイノベーションが取り上げられている。
それらを比較対照できるように共通のポイントで分析している点が特徴的だ。「変化の兆し」や「きっかけの場所」から「マネタイズの仕組み」に触れているので、時間的なできごとの流れと現在仕組みがどうつながっているかいう点が非常にわかりやすい。読者が自分の地域に適用できるかどうか検討する際の参考になる。
ただし、本書の事例は「不動産事業者が地域の価値を上げることを通して、その場所をリノベーションしていく」手法が中心となっているため、商業的な価値が全く見込めないような場所での地域づくりの参考にはなりにくい点には注意が必要だろう。
それらを比較対照できるように共通のポイントで分析している点が特徴的だ。「変化の兆し」や「きっかけの場所」から「マネタイズの仕組み」に触れているので、時間的なできごとの流れと現在仕組みがどうつながっているかいう点が非常にわかりやすい。読者が自分の地域に適用できるかどうか検討する際の参考になる。
ただし、本書の事例は「不動産事業者が地域の価値を上げることを通して、その場所をリノベーションしていく」手法が中心となっているため、商業的な価値が全く見込めないような場所での地域づくりの参考にはなりにくい点には注意が必要だろう。