フラノマルシェの奇跡: 小さな街に200万人を呼び込んだ商店街オヤジたち の感想

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参照データ

タイトルフラノマルシェの奇跡: 小さな街に200万人を呼び込んだ商店街オヤジたち
発売日販売日未定
製作者西本 伸顕
販売元学芸出版社
JANコード9784761513290
カテゴリ経済学・経済事情 » 各国経済事情 » 日本 » 地域経済

購入者の感想

2010年4月。北海道富良野市のまちなかに完成した施設がある。
「フラノマルシェ」というショッピングモールである。
ここではフラノマルシェのオリジナル商品としてスイーツやファストフードも販売されている。
その商品の味といい形といいネーミングといい完成度は実に高い。
都会で開発された尖った商品とは違い、ゆったりとした心地よさが視覚に味覚に伝わってくる。
フラノマルシェの中央に広場があり、子供たちが遊んでいる。
地元の子供だろうか旅行中の子供たちだろうか、
それを囲むように大人たちはあちこちに腰を下ろし、
今買ったばかりの食べ物をホクホクと口に運びながら子供を観て微笑んでいる。
なんとも魅力的なショッピングモールの光景ではないか。

そのフラノマルシェができた経緯が書かれた本がこの「フラノマルシェの奇跡」だ。
ノンフィクション・ドキュメンタリーストーリー。
ストーリーは実に愉快で爽快で、それでいて中身は発想のアイディアソースが満載の知恵袋本だ。

施設設立に奔走する男たちの笑いとペーソス溢れる行動に、作者の文章の巧みさも重なって
椎名誠の「哀愁の町に霧が降るのだ」を彷彿させるスーパー面白ドキュメンタリー本となった。

西本伸顕「富良野の町に人が来るのだ」として小説も書いてもらいたいくらいだ(笑)

「フラノマルシェの奇跡」
富良野の郷土をこよなく愛し開拓精神の血を引き継ぐ男たち。
彼らが次の世代の為に立ち上がる一連の行動。
まるで激動の時代を駆け抜けた幕末維新の志士たちのように感動的である。

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