まんがでわかる指名される技術(1) 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術 の感想

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参照データ

タイトルまんがでわかる指名される技術(1) 六本木ホステスから盗んだ、稼ぐための仕事術
発売日2015-12-26
製作者堀江 貴文
販売元ゴマブックス
JANコード9784777117260
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » 仕事術・整理法

購入者の感想

私は、精神医療・介護福祉業界への就活の参考にするために購入しました。

「水商売・性風俗業界」と、「精神医療・介護福祉業界」全然別のモノのように、感じる人も多いかも知れませんが、個人的には相通ずる面が、少なからずあるなと思い購入しました。

40歳無資格(前職は売れない漫画描きを14年、経済的にも貯金無し)という一見厳しい状況で、この本を参考に・・・研修生として数ヵ所の精神科病院で作業療法助手研修を受け、1年半経った今知的・精神分野の福祉職員として無事就職できました。

お客さん(医療・福祉の場合は、患者さん・利用者さん)に対する、基本的な姿勢や考え方を学ぶビジネス書として、業界を問わずおススメできる1冊です。

この本というか、この作品は活字版のマンガ版なんだけど、とっても面白かった。

何が面白いかと言えば、この本の登場人物であるキャバクラやガールズバー、スナックなどのキャストって、究極の接客スタッフであること。
その究極の接客スタッフ、つまり人の機微を感じる達人たちのエッセンスがギュッと詰め込まれているのが、この作品の面白いところなのだ。
で、この作品は小エピソードがマンガで展開して、その後に教訓的な話が活字で展開されるという構成になっている。

まず、冒頭で出て来る客を怒らせるキャストの話。
そこで出て来る教訓として、「人に同情や博愛を期待してはいけない」ということ。
これ、確かにそうなんだよね。
他人の心の中というのは絶対に読めないもので、その読めない他人に対して同情を期待するというのは土台無理なものだ(だから信じられるのは家族だけだったりする)。

そして、「制服と自分を律する鎧、でもある」
これも頷くね。
本書では制服を着る意味をこう解説している。
「プロが仕事をすることは、個人的な本性を封印して、いっさい出さぬことをいう。〜中略〜その意味で、制服は、外から身を守る鎧でもあるが、同時に自分の「私」の部分を隠すための「自分を律する道具」なわけです」。
確かに!

その他、「親会社との取引に依存した子会社は上場してはならない」という上場基準など豆知識も面白い。

そうそう、このキャバクラやガールズバー、スナックなどのキャストって言葉で思い出した。
「能戸さん、キャバクラのホステス募集で『キャスト募集』って書いている張り紙や求人広告見たことあるでしょ。『キャスト』って言葉通り、私らはあくまで商売として演じているんだよ」と、僕が12年ほど前に金融専門誌の記者をしていた頃、個人的に別ジャンルのジャーナリストになりたいと思って個人的に取材していたキャバクラ店の雇われママの言葉。

そう、彼女たちはあくまでビジネスとして演じているのだ。

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