志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを と「おかめ団子」「茶金」 の感想
参照データ
タイトル | 志ん朝復活-色は匂へと散りぬるを と「おかめ団子」「茶金」 |
発売日 | 2002-08-21 |
アーティスト | 古今亭志ん朝 |
販売元 | ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル |
JANコード | 4547366004762 |
Disc 1 : | 出囃子「老松」~マクラ(おかめ団子) 名代の団子屋と大根売り(おかめ団子) 出来心(おかめ団子) 団子屋の庭(おかめ団子) 親孝行の徳~結末~中入り砂切り(おかめ団子) 出囃子「三下がり中の舞」~マクラ(茶金) かしげた首、ふくらむ思惑(茶金) 夢消える(茶金) 茶碗の出世(茶金) 油屋の夢かなう(茶金) 夢のまた夢~サゲ~追い出し(茶金) |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » 日本の伝統音楽・芸能 » 落語・漫才 |
購入者の感想
「おかめ団子」…ほろりとくる噺をさせたら、志ん朝の右にでるものなし、と思わせる一席。下手をすれば、押し付けがましく、べたべた嫌らしくなりがちな「親孝行」という題材を、朴訥で優しい大根売りを実に上手く演じ、聞き手が「ああ、よかったな」と素直に思えるものに仕上げている。個人的には、ぎすぎすしたニュースや下世話なテレビ番組を観るのが嫌で、こればかり聞いている時がある。
「茶金」…本来、上方落語。舞台が京都なのに、登場人物全てが、江戸弁で話している。しかし、歯切れよく心地いい江戸弁が身上の志ん朝が演じるのだから、これはこれで成功していると言えるだろう。何より、それまでずっと江戸言葉で通しているのに、この演目での茶金の決め台詞一言のみ、京都言葉で発せられるのが良い。それだけで、爆笑してしまった。
「茶金」…本来、上方落語。舞台が京都なのに、登場人物全てが、江戸弁で話している。しかし、歯切れよく心地いい江戸弁が身上の志ん朝が演じるのだから、これはこれで成功していると言えるだろう。何より、それまでずっと江戸言葉で通しているのに、この演目での茶金の決め台詞一言のみ、京都言葉で発せられるのが良い。それだけで、爆笑してしまった。