7'scarlet - PS Vita の感想

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参照データ

タイトル7'scarlet - PS Vita
発売日2016-07-21
販売元アイディアファクトリー
機種PlayStation Vita
JANコード4995857094424
カテゴリゲーム » 機種別 » PS Vita » ゲームソフト

購入者の感想

真相エンドまでコンプリートしました。

ミステリー要素がすばらしいと前評判を見て期待していましたが、真相はファンタジーで謎解き要素がかなり薄かったです。
会話の掛け合いは冗長でテンポが悪く、早く本題に入ってよ!という場面が多くてストレスでした。
恋愛要素もおざなりで好きになる描写が唐突だったり個別のスチルでこれは必要か?というようなものがあったりで、
ミステリーとしても恋愛シミュレーションとしてもどっち付かずな印象でした。

すばらしかったのは映像関係ですね。
バスの車窓や渓流、花火が次々打ち上がるのが背景で映像として流れているので、目パチ口パクがなくても臨場感がありました。
この演出はぜひ今後の作品に活かしていってほしいです。
あとオープニング映像が乙女ゲームでは珍しい実写(少なくとも私は見たことがありません)で制作されていて、まるでドラマオープニングのようで美しいです。

 最後までクリアしました。目パチ口パクなし、地の文は多め、オトメイトっぽい感じです。クリア時間は10時間ちょっとで、ボリュームとしては多くないです。ミステリーとしては楽しめる部分もありましたが、乙女ゲームとしては楽しめませんでした…。
 はじめはヒノとイソラしかクリアできず、一人攻略するごとに順をおってルートが開放されていきます。ちょっとした推理やサスペンス、ミステリー要素があり、驚いたりぐっときたりした部分もありました。とはいえ、ちょっと作りや見せ方がいまいちなのか、いまひとつ盛りあれずクリアしてしまった気がします。
 恋愛面は薄いです。主人公は攻略キャラ問わず登場人物のほぼ全員からなぜか早い段階で好かれています。かわいいから……なのでしょうか。
 攻略キャラは好意を抱かれるパターンがほぼ全員同じで、好意を持たれるのが早い。私(プレイヤー)がキャラの魅力を感じる前にお互いを好きになっていて、ラスト付近の展開も似たり寄ったりでした。また、驚いたり悲しんだりという主人公の感情が薄い気もしました。そこもっと悲しむところじゃないか?というところも意外と冷静だったり…。
 イラストと音楽にもあまり惹かれませんでした。

 ミステリー部分は楽しめるところもありました。でも、同じミステリー(サスペンス)要素のある乙女ゲームだと、サイドキックスとスイートクラウンをプレイしたことがありますが、サイドキックスも恋愛は薄いけどキャラと世界観、イラストや演出は良く、スイクラは地の文はくどいですが恋愛面とストーリーが丁寧でした。この2作品とくらべてしまうといまいちに思えてしまいます。恋愛面がもっと丁寧で、ミステリー要素部分も伏線や見せ方をしっかりしたらより面白い作品になっただろうなぁ、と思いました。

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