モアナと伝説の海 (吹替版) の感想

吹き替えは主役格のキャラたちは声優さんではない方々も多いですが、演技力のある人達で見ていて違和感なく楽しめました。
ストーリーは恋愛色はなく完全な冒険モノ。
もっとのんびりした感じかと思いきや、主人公がよく動く。白人主人公ではないせいか、健康美なむっちりとした体をしていてハリウッドアクション以上の動きをしていても説得力があり、動きもなめらか。
精神的にもタフであまりくよくよせずにほとんど自力で立ち直ってくれるので爽やか。
風景の色彩も綺麗でした。本物以上に透明感のある海、植物の緑色の艶やかさ。家のテレビが古いテレビなんでもっと４ｋみたいないいテレビだったらもっとはっとするぐらい綺麗だったのではと思いました。

レンタル購入したのですが、初見は”まぁまぁかなぁ～？”と言った程度の心象でした。が、色々と気になって二度、三度と鑑賞すると劇中歌の各々が頭で回りだして完全に虜に。

アナ雪で言う所の「レット・イット・ゴー」が、今作では「どこまでも ～How Far I’ll Go～」かな？っと思うのですが、レリゴー程の破壊力はありません。とは言え、本当に良い曲です。

と、言いますか、今作では多くの楽曲が関連性を持って一つの物語を形作っており、「どこまでも ～How Far I’ll Go～」、「もっと遠くへ」、「私はモアナ〜I Am Moana（祖先の歌）」の流れからのモアナの叫びはとても感動的なのですが、流れが複雑なので初見で背景までを理解して、モアナと同調するのは困難です。
まぁ何にも理解してなくても、雰囲気は最高ですし。映像美は空前絶後ですので、何となくでも十二分に楽しめるとは思います。

登場人物全てが魅力的でした。さっすがのDisnyです。
個人的には総合評価としてかなりの高得点です。購入しとけば良かったなー？っとチョット後悔しております。

小４の娘らに映画館で観せられなかったのでレンタルしました｡
ふたりともはじめから終わりまで釘付けでしたね｡
まあいつものディズニー映画って感じで安定感あります｡
ただ､感動するであろうシーンが胸にジーンとくる程ではありませんでした｡

全般的に楽しい映画です｡