日本史総合テスト―日本史B の感想

1テーマ3ページにまとめたテスト形式の問題集です
授業と並行しながら、テスト対策、入試対策の基礎固め、など様々な場面で活躍できるものです。

テストの解答のすべては教科書の本文や注、イラストにあるので、答えに詰まっても探しやすいです。

ただ、穴埋め形式の設問が各回非常に多い。

穴埋めであれば『詳説日本史ノート』でもできるわけだから、もっと私立大学やセンター試験に見られる4者択一形式なども盛り込んだらいいのかなと思った。

上記のような理由もあり、各大問の設問数が非常に多く、解いている途中でどこまでやったかなどを見失いやすい。

別冊の解答解説は、教科書には書いていないが入試では有名私立大学をはじめとしてしばしば問われる事柄まで触れられている。したがって、丸つけだけをして教科書を読むだけではなく、解説もしっかり読むべき。
ただこちらに関してもレイアウトが悪く、答えを探しづらいし、途中で見失いやすい。

せっかくのハイクオリティな問題集なのに、上述のような点で効率を下げてしまうことは惜しいが、これをやっておけばMarchあたりの私立大学なら対応できる。