どうでもいい 世界なんて 2: ークオリディア・コードー (ガガガ文庫) の感想
参照データ
タイトル | どうでもいい 世界なんて 2: ークオリディア・コードー (ガガガ文庫) |
発売日 | 2017-01-18 |
製作者 | 渡 航 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094516487 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
アニメ「クオリディア・コード」千葉編の前日譚・後編
前巻は何だったんだろうというぐらいに無駄な要素がなく、この後編だけでも読めるぐらいだった
戦闘科次席による宣戦布告で、先行きが暗くなりかけるところを、霞による「朝顔アイドル化計画」によって打開しようとする
次席にその邪魔をされたり、対抗策をさらに打ち出したり、次席の本音を探ったり
そして、クライマックスでは遂に真打ちが登場して物語が二転三転し、なるほど、と唸らせる大団円(アニメ先行展開によりある程度予想がついてしまうのはご愛敬)
「なんか黒幕や展開が神奈川編に似てない?」とか「ご都合主義すぎない?」とか「やっぱ霞は八幡だよね?」とか「アンなんとかさん出てこないね?」とか、野暮なことは言いっこなし
それぐらいに、霞と明日葉の互いを思い合う描写が素晴らしく、この兄妹の<世界>の相互関係が絶妙だった
ツンデレ明日葉のファンは買って損は無いと思う
なお、相変わらず時事ネタ満載で、特に作者が関わった「ガリナン」の「勝ったな、ガハハ」というセリフが何度も出てくる
いいから早く「俺ガイル」の続き出せよ、と思ってる人は、その辺りで少しイラッとするかもしれないので、覚悟しておいた方が良いかもしれない
前巻は何だったんだろうというぐらいに無駄な要素がなく、この後編だけでも読めるぐらいだった
戦闘科次席による宣戦布告で、先行きが暗くなりかけるところを、霞による「朝顔アイドル化計画」によって打開しようとする
次席にその邪魔をされたり、対抗策をさらに打ち出したり、次席の本音を探ったり
そして、クライマックスでは遂に真打ちが登場して物語が二転三転し、なるほど、と唸らせる大団円(アニメ先行展開によりある程度予想がついてしまうのはご愛敬)
「なんか黒幕や展開が神奈川編に似てない?」とか「ご都合主義すぎない?」とか「やっぱ霞は八幡だよね?」とか「アンなんとかさん出てこないね?」とか、野暮なことは言いっこなし
それぐらいに、霞と明日葉の互いを思い合う描写が素晴らしく、この兄妹の<世界>の相互関係が絶妙だった
ツンデレ明日葉のファンは買って損は無いと思う
なお、相変わらず時事ネタ満載で、特に作者が関わった「ガリナン」の「勝ったな、ガハハ」というセリフが何度も出てくる
いいから早く「俺ガイル」の続き出せよ、と思ってる人は、その辺りで少しイラッとするかもしれないので、覚悟しておいた方が良いかもしれない