セイレン の感想

アマガミと舞台を同じくする学園恋愛ものです。
アマガミの７、８年後（？）らしいですね。
ヒロイン1人に四話ずつ割かれ、合計12話の構成になっています。

さすが高山箕犀先生です。描かれる女の子はみんなかわいい。と、いうのは、まあ当たり前なのですが、現実にはあり得ない髪色の子とか、変な口癖の子とかがいない分、好感がもてます。
それぞれのヒロイン毎、「ぐはー」と思わず胸を搔きたくなるかわいさがあるのですが、特筆すべきはそのへんてこな会話劇だと思います。
ジビエや男同士でプロレスごっこ、サンタクロースの赤色は男を興奮させる等、会話のセンスがいちいち秀逸で少しずつなにかがズレています。そのズレが珍妙な面白さにつながっています。
個人的には風紀委員長の三条るいせさんのルートを観てみたかったです。アニメでもゲームでもいいので、今後のメディア展開に期待しています。