ベルセルク 39 (ヤングアニマルコミックス) の感想

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参照データ

タイトルベルセルク 39 (ヤングアニマルコミックス)
発売日2017-07-21
製作者三浦建太郎
販売元白泉社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

これまでの旅の集大成的な描写が多く、長く読んできた人には感慨深い巻。買って損なし

やっとキャスカの心を戻すための儀式が始まる。ここまで本当に長かった。

夢の中の表現がとても秀逸。こういった描写は、さすが三浦さんと思います。

キャスカの心は戻せるのか?というガッツの問いに対し、「夢の回廊を使えば、恐らくは…」と答えが返ってきて、皆によかったねと言われた時のガッツの嬉しそうな顔が僕は一番印象に残りました。

キャスカの夢の中をシールケとファルネーゼが旅するわけですが、どうも一筋縄ではいかないような気がします。キャスカの心を戻す前に、あの二人が「蝕」のあの光景を見て正常でいられるのか、といった不安が出てきました。耐えられるのでしょうか?あの凄まじい光景に。心を通わせた男の前で反応してしまった女性の受け入れ難い事実に。

たとえキャスカの心が戻ったとしても、あの時のような二人には戻れないと個人的には思います。その関係も含めて、「黄金時代」と思っているので。

そして、夢のキャスカの会いたい人はガッツではないような気もします。ただ、それだとガッツがあまりに救われなさすぎるので、何かしら救いを描いて欲しいですし、僕の予想が外れて欲しいと願いながら、続きを待ちたいと思います。

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