銀魂-ぎんたま- 52 (ジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | 銀魂-ぎんたま- 52 (ジャンプコミックス) |
発売日 | 2013-12-04 |
製作者 | 空知 英秋 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088708348 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
久々に楽しめる内容。一時期失われがちだった銀魂キャラのらしさがここ数巻で戻りつつあるが、本巻も前半を固める中短篇は初期
を彷彿とさせる銀魂らしいドタバタ。緊張感を強いられることなく、肩の力を抜きつつ読めた。
相変わらず銀さんはセク.ハラ大王で金・女と欲望むき出し、近藤さんはお妙さんへの恋心にバカ純情で根っからのお人好し、マダオ
は子供に金をせびるダメダメさだ。物語として大きな展開はなくとも、こういう彼ららしさが拝める小話類は何気に嬉しいもの。
特に心に残ったのが神楽メインの話。私は銀さんと神楽の父子とも兄妹ともつかない擬似家族的な繋がりが好きなのだが、神楽があ
の事態に陥った際、銀さんが普段見せないうろたえを見せたのは嬉しかった。憎まれ口叩きながらも内心は神楽を大切にしているの
だとほっこり、なんとなく夏の劇場版を思い出した。
後半は再びシリアス突入の気配。キーパーソンとなる公儀処.刑人池田家と銀時に意外な繋りが。一国傾城篇以降彼の過去が次第に
明らかにされているが、本篇もその一環。謎が明かされるのは嬉しい反面、物語が次第に佳境に入りつつある予感がして少し寂しい。
以下連載10周年のお祝い言。
空知先生、連載10周年おめでとうございます。正直最近の長篇は読んでいて精神的に辛く、キャラ描写のブレに戸惑うこともあったけ
ど、それでも銀魂を読み続けてきたのは、おバカで、素直じゃなくて、下品で…でも人として最も大切なものを決して失さない銀さん始
めとした銀魂侍達のことが大好きだから。今も変わらず銀魂は私の心の拠り所で、先生曰く「オワコン」からは程遠いです。
アニメ、番外小説も一応完結し、デビュー時と同じ原作一本に戻った銀魂。しかしまっさらな振り出しに戻ったのではなく、この一回りの
10年この作品からはコミック52冊分の物語と感動、作品に惹かれ集うファンが生まれました。逆に離れていった人達もいるでしょう。
あと一回りと無茶は申しませんが、せめてあと数年はこの物語を見続けたい。劇場版の大成功でファンが銀魂に求めるものの手応え
を彷彿とさせる銀魂らしいドタバタ。緊張感を強いられることなく、肩の力を抜きつつ読めた。
相変わらず銀さんはセク.ハラ大王で金・女と欲望むき出し、近藤さんはお妙さんへの恋心にバカ純情で根っからのお人好し、マダオ
は子供に金をせびるダメダメさだ。物語として大きな展開はなくとも、こういう彼ららしさが拝める小話類は何気に嬉しいもの。
特に心に残ったのが神楽メインの話。私は銀さんと神楽の父子とも兄妹ともつかない擬似家族的な繋がりが好きなのだが、神楽があ
の事態に陥った際、銀さんが普段見せないうろたえを見せたのは嬉しかった。憎まれ口叩きながらも内心は神楽を大切にしているの
だとほっこり、なんとなく夏の劇場版を思い出した。
後半は再びシリアス突入の気配。キーパーソンとなる公儀処.刑人池田家と銀時に意外な繋りが。一国傾城篇以降彼の過去が次第に
明らかにされているが、本篇もその一環。謎が明かされるのは嬉しい反面、物語が次第に佳境に入りつつある予感がして少し寂しい。
以下連載10周年のお祝い言。
空知先生、連載10周年おめでとうございます。正直最近の長篇は読んでいて精神的に辛く、キャラ描写のブレに戸惑うこともあったけ
ど、それでも銀魂を読み続けてきたのは、おバカで、素直じゃなくて、下品で…でも人として最も大切なものを決して失さない銀さん始
めとした銀魂侍達のことが大好きだから。今も変わらず銀魂は私の心の拠り所で、先生曰く「オワコン」からは程遠いです。
アニメ、番外小説も一応完結し、デビュー時と同じ原作一本に戻った銀魂。しかしまっさらな振り出しに戻ったのではなく、この一回りの
10年この作品からはコミック52冊分の物語と感動、作品に惹かれ集うファンが生まれました。逆に離れていった人達もいるでしょう。
あと一回りと無茶は申しませんが、せめてあと数年はこの物語を見続けたい。劇場版の大成功でファンが銀魂に求めるものの手応え