ビートルズ・ストーリー Vol.6 1968 ~これがビートルズ! 全活動を1年1冊にまとめたイヤー・ブック~ (CDジャーナルムック) の感想

まず、写真のキャプションで笑えます。
インドへの瞑想旅行、アップル設立、リンゴの脱退、「ホワイトアルバム」発売、
ジェーンからリンダへ等あり、グループから個へ向かっていく年をまとめています。

レコーディング中のスタジオは、何度か緊張感に包まれ読んでいてヒヤヒヤしますが、
良い曲を作るため努力して頑張っています。
対立や不穏な空気が流れたりしてもそれを乗り越え名曲を仕上げていく様は感動的でもあります。

アルバムに付いていたポスターの別バージョンがあったようで、その写真も載っています。
ビートルズの「ロード・オブ・ザ・リング」の映画化の件は、この頃進められていたようです。
ポスターのようなものも作られていたようで、指輪を持った手とサウロンの目のイラスト、ビートルズのロゴと４人の名前が記されています。

レコスケくんは、インドからアップルの法則や、光の３原色まで登場しています。
「ヘザー」は養女のへザーを歌った曲もあったようです。
６８年の貴重音源は、聴いてみたい曲が多いです

一つ一つの出来事が分かり易く解説されているのでお勧めです。