日本のもの造り哲学 の感想
参照データ
タイトル | 日本のもの造り哲学 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 藤本 隆宏 |
販売元 | 日本経済新聞社 |
JANコード | 9784532311391 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ノンフィクション » ビジネス・経済 |
購入者の感想
地に足がついた感のある戦略論で基本的に共感がもてる本です。なにより藤本氏自身の言葉で語られているのがいい。アーキテクチャーによる分類、裏の競争力、表の競争力、組織力といったフレームワークは製造業だけでなくすべての企業にあてはめることができるでしょう。私はサービス業勤務ですが、うちの会社はどこが強いかな?とこのフレームワークを応用して考えてみました。
1冊読めば「モジュラー」「インテグラル」などの用語はもう体の一部として染みこむでしょう。私は、この分類自体は大した発見ではないと思うけれど、製品アーキテクチャーと組織力の相性や裏の競争力と表の競争力とのつながりを強調している点が、特に重要だと感じました。組織力についてはまだ体系化されていないようなので今後はそこの研究をしていただけるとより洗練されたモデルになる気がしました。
1冊読めば「モジュラー」「インテグラル」などの用語はもう体の一部として染みこむでしょう。私は、この分類自体は大した発見ではないと思うけれど、製品アーキテクチャーと組織力の相性や裏の競争力と表の競争力とのつながりを強調している点が、特に重要だと感じました。組織力についてはまだ体系化されていないようなので今後はそこの研究をしていただけるとより洗練されたモデルになる気がしました。