誰がケインズを殺したか―物語で読む現代経済学 (日経ビジネス人文庫) の感想
参照データ
タイトル | 誰がケインズを殺したか―物語で読む現代経済学 (日経ビジネス人文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | W.カール ビブン |
販売元 | 日本経済新聞社 |
JANコード | 9784532190859 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 » 現代経済学 |
購入者の感想
この本の題「誰がケインズを殺したか?」という問いは、一見してミステリー小説を彷彿とさせるが、副題に「物語・経済学」通り経済学を学ぶ上で避けては通ることはできない「経済学史」の入門書である。
経済学は多種多様な学説で溢れているため、その全体像が掴み難い。そのことが経済学の理論を深く学んで行く上での弊害になっているように思える。だからこそ経済学史を学び経済学の全体像を掴むことは有益なことだと思う。
J・M・ケインズ[John Maynard Keynes]-経済学を学んだ者のみならず、世界中の多くの人々が知っている偉大な経済学者の名前。
著者のW・カール・ビブンが、そのケインズの人物像と経済理論を縦糸とし、A・スミスやシュンペーター、フリードマンと経済学史の巨人たちを横糸としながら物語的挿話をふんだんに織り込んで、初心者にも解り易い(1940年代から1980年代の)「経済学絵巻」を作り出している。
経済学史(当然ながらアメリカ中心)を物語化しているため、海外の経済学者や政治家などの人名が多く登場するので、経済学を一から学ぼうとする人にはお勧めできないが、経済学の初歩を学び、これから更に知識を得ようとする人には大変お勧めできる一冊。
経済学は多種多様な学説で溢れているため、その全体像が掴み難い。そのことが経済学の理論を深く学んで行く上での弊害になっているように思える。だからこそ経済学史を学び経済学の全体像を掴むことは有益なことだと思う。
J・M・ケインズ[John Maynard Keynes]-経済学を学んだ者のみならず、世界中の多くの人々が知っている偉大な経済学者の名前。
著者のW・カール・ビブンが、そのケインズの人物像と経済理論を縦糸とし、A・スミスやシュンペーター、フリードマンと経済学史の巨人たちを横糸としながら物語的挿話をふんだんに織り込んで、初心者にも解り易い(1940年代から1980年代の)「経済学絵巻」を作り出している。
経済学史(当然ながらアメリカ中心)を物語化しているため、海外の経済学者や政治家などの人名が多く登場するので、経済学を一から学ぼうとする人にはお勧めできないが、経済学の初歩を学び、これから更に知識を得ようとする人には大変お勧めできる一冊。