ヨーロッパのCSRと日本のCSR―何が違い、何を学ぶのか。 の感想

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タイトルヨーロッパのCSRと日本のCSR―何が違い、何を学ぶのか。
発売日販売日未定
製作者藤井 敏彦
販売元日科技連出版社
JANコード9784817191601
カテゴリ »  » ジャンル別 » ビジネス・経済

購入者の感想

本書の素晴らしさは他のレビューワーが書いている通りです。著者の洞察力の高さには驚かされました。本書が私にCSRについてより深く考え、この自分に何ができるか自問し、実際に行動に移さなくてはいけないと思わせる機会を与えてくれたことに感謝しています。著者がCSRの第一人者であり、そして日本人であり、このような優秀な人が中央官庁にてこの国のために日夜戦って頂いていることを、国民の一人として非常に頼もしく嬉しく思います。

初版から10年以上経過していますが、今後もCSRの本質を理解する上で非常に貴重な本だと思います。私は以前から何となくCSRは活力を失った現在の日本を復活させる可能性を秘めているのではないかと思っておりました。
その「復活」というのも他国の都合でいつも右往左往しているようなものではなく、99%以上が中小企業で構成されている日本にしっかり根付いた持続的発展をもたらすものです。(そして一国民としてこの自分に何かできないかと。。)

日本には優秀な人材が多く、仕事を通して人生の意味を見出そうとし、そして人情深い人が多いです。これは日本の中に居るだけでは当たり前なことのように思え、無秩序なグローバル競争ではむしろマイナス要因になっているとすら思われているかもしれない国民性ですが、この稀な国民性は他国にはない非常に大きな強みであることを十分認識し、この「個性」を最大限に生かさないと、このままではいずれ他の多くの国と変わらない一国に成り下がってしまうと思うのです。

本書の最後に「日本のCSR」とは「人を育てるCSR」ではないかと締めくくられています。私も本書を読んだ今ではそう確信しています。

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