ラーメンの真髄 (ベスト新書) の感想
参照データ
タイトル | ラーメンの真髄 (ベスト新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 石神 秀幸 |
販売元 | ベストセラーズ |
JANコード | 9784584121542 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て |
購入者の感想
本書は、私にとって初の活字のみで語るラーメン本です。
「ラーメン評論家」としての自分の生き方を、世に問う本でもあります。
冒頭、この2文から始まるのだが、この2文にこの本の中身が凝縮されている。あまり知られることのなかった石神さんの「自分史」に始まり、ラーメンの変遷、歴史を振り返り、昨今の様々な「トレンド」(魚介系スープ、Wスープ、具、など)、ご当地ラーメンの紹介、店選びの“ツボ”、ラーメンの「常識」に対する石神さんの見解など、ラーメンに対する石神さんの思いが詰まっている。
石神さんがあくまで「ラーメン評論家」として活動し続けている理由は、他の料理(和食やフレンチなど)に比べて低い、ラーメンの地位向上にある。
石神さんはいろいろなジャンルの飲食店でも働き、いろいろなジャンルの評判店を食べ歩いて、取材している立場からしても、「ラーメンが他の料理に比べて劣っていない」と説く。
ダシを取るにも吟味した食材を丁寧に煮込み、タレ・脂・麺・具などを作りこみ、試作を重ねている。 おまけに「国民食」と呼ばれるくらい、誰もがラーメンに対して一家言を持っている。ゆえにお客さんの眼が厳しい。 歴史は浅いので、さまざまな料理の要素を積極的に取り入れている発展途中の魅力的料理がラーメンであるということだ。
石神さんはラーメンを究めるためにやっている努力(さまざまな料理を知る、舌の状態を整える、など)は、他のプロフェッショナルにも劣らぬもので、その姿勢はすごく参考になる。
読み終えて、やっぱりラーメンが食べたくなった。 写真のないラーメン本なのに。(笑)
地元新潟のラーメン店は知っているので構わないが、他県のラーメン店の写真は見たかった。 なので、星4つ。
「ラーメン評論家」としての自分の生き方を、世に問う本でもあります。
冒頭、この2文から始まるのだが、この2文にこの本の中身が凝縮されている。あまり知られることのなかった石神さんの「自分史」に始まり、ラーメンの変遷、歴史を振り返り、昨今の様々な「トレンド」(魚介系スープ、Wスープ、具、など)、ご当地ラーメンの紹介、店選びの“ツボ”、ラーメンの「常識」に対する石神さんの見解など、ラーメンに対する石神さんの思いが詰まっている。
石神さんがあくまで「ラーメン評論家」として活動し続けている理由は、他の料理(和食やフレンチなど)に比べて低い、ラーメンの地位向上にある。
石神さんはいろいろなジャンルの飲食店でも働き、いろいろなジャンルの評判店を食べ歩いて、取材している立場からしても、「ラーメンが他の料理に比べて劣っていない」と説く。
ダシを取るにも吟味した食材を丁寧に煮込み、タレ・脂・麺・具などを作りこみ、試作を重ねている。 おまけに「国民食」と呼ばれるくらい、誰もがラーメンに対して一家言を持っている。ゆえにお客さんの眼が厳しい。 歴史は浅いので、さまざまな料理の要素を積極的に取り入れている発展途中の魅力的料理がラーメンであるということだ。
石神さんはラーメンを究めるためにやっている努力(さまざまな料理を知る、舌の状態を整える、など)は、他のプロフェッショナルにも劣らぬもので、その姿勢はすごく参考になる。
読み終えて、やっぱりラーメンが食べたくなった。 写真のないラーメン本なのに。(笑)
地元新潟のラーメン店は知っているので構わないが、他県のラーメン店の写真は見たかった。 なので、星4つ。