ジェネラル・サポート グロス・ドイッチュラント2 文庫版 の感想

おおまかな内容はググれば出てきます。
ですので、気に入らないとこをレビュー。
はじめに外交。
対独参戦させない為に諸国を宥和しつつ、友好国には参戦してもらうために参戦要請できますが、参戦してもらってもAIが操作するわけではなく、自分が操作することになります。しかも操作も全て言いなりにできるわけではなく、進軍しようとしても拒否されることが多い。
また参戦してもらっても軍隊が貧弱なので、こちらの守備範囲が更に広がることになり負担増(笑)
それなら中立国のままにしておいたほうがいいとなります。
それと部隊の行動回数に比べ、兵器の生産が遅いように思う。当時の日本とは違い、ドイツは自動車もかなりの台数作れるだけの工業力があったんだし、それにドイツは終戦時でさえ主要な資源は不足していなかったはずなのに、このゲームでは常に資源不足(笑)
こちらの兵器生産は遅くて、完成数量も少ないですが、敵対国は生産自体しない設定のようです。
英仏露のどれも、国内部隊を全て倒してしまえば邪魔者無し、後は進軍していくだけ。
生産遅いのとある意味バランスが取れてる？
海戦もすごいです。潜水艦20艦、一斉に魚雷攻撃してもたいして当たりもしないのに、敵駆逐艦1艦の爆雷は見事なまでの命中力で片っ端から沈んでいく。
陸戦もすごいです。野砲、重砲がそれぞれ800門ずつ。想像してみてください、それぞれ800、1600もの大砲ですよ？
それらが火を噴いても破壊した戦車は40両とか。普通、 地形が変わるほどだと思いますが、実際は火薬量が少ないんでしょうか？
航空機も似たようなものなのであえて書きません(笑)
不満ばかり書きましたが、唯一楽しかったのがエディターモードです。
弾薬や機関砲、砲台、機銃の口径、数など細かく決めれます。
スーツーカ急降下爆撃で陣地、工場に40000発の爆弾を投下して灰にしたり、潜水艦の魚雷径、前面後尾発射管数を最大にして一斉魚雷攻撃すれば簡単に敵艦隊殲滅など、まるで紺碧のX艦隊そのものw
パリを猛爆した日にはつい「パリは燃えているか？」などのセリフが口から自然と出てしまいます(笑)