日本国憲法 (小さな学問の書 (1)) の感想

新聞で紹介されていたので購入しました。
法律的ないい回しの部分はありますが、読んで理解もできるし、あっという間に読んでしまえるので読んでみてほしい。

平等の方針など、いまの世の中で当たりまえのことを買いてあるけれど、戦後はとても画期的だったのではないだろうか。
昭和５０年台ぐらいに読んでいても”理想と現実のギャップ”を感じてしまっていたのではないかと思う。
日本国民の権利など保障されることなど読んでいると、保障されなかった世の中もあったのだろうと想像すると胸が締め付けられる。

別途、解説本を用意して読みたい。

分かりやすくて良い。コンパクトなのでいつもカバンに入れて読もうと思う。

童話屋・小さな学問の書第一弾。
真正面から「日本国憲法」の条文全百三条、漢字にはすべてルビつき。だから、子供でも読めます。
まえがきにこう書かれています。
――「日本国憲法」が公布されて五十五年、いままた改憲や護憲の論議が盛んだ。
しかし、子どもたち、他人にまかせてはいけない。きみ自身が「日本国憲法」や「教育基本法」をよく読み、考え、自分の意見をきちんと持って論議に参加して、はじめて日本国民としての責任を果たすことなる。――
考えるのは子どもたちばかりではない。おとなである私たちもだ。
童話屋・小さな学問の書第二弾「あたらしい憲法のはなし」も一緒にどうぞ。