STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ ドラマCD付 【書籍】 の感想

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ゲームの方は（ゲームにするために）分岐のために話が分かりにくくなっている上、
話の整合が取れているか怪しい要素があるのですが、
本原作小説は一貫したストーリー展開になっている分読みやすく、読み切った後の満足感があります。
近い将来公開予定のアニメも小説ベースにしてくれたら嬉しいです。

＜注意＞【物語のネタバレについて】
　商品のレビューをさせて頂きたいと思います。が、その前に、ご存知とは思いますが、本商品はADVゲーム「Steins;Gate」本編のトゥルールートEDクリア。またはゲーム本編を原作としたTVアニメ「シュタインズ・ゲート」全24話を視聴された方でないと、物語において重大なネタバレを被ることになると思われます。

　可能性が無いとは言い切れないと思いますので、明記させて頂きますが、例えば物語本編のノベライズ本の類いではなく、公式アナウンスされている通り“完全新作”となっておりますので、入手困難になる前に限定版の特典を確保するという目的等で先んじて購入すること事態は問題ないと思われますが、読み始めるのは上記の条件を満たした後でも遅くは無いと思われます。「Steins;Gate」が初見で気になっておられる方も、この小説の発売を機に知ったという事であれば、あらすじなども絶対に読まない方が良いかと思います。

＜種類＞【販売形態などについて】
　2012年8月に開催されたコミックマーケットC82で5pbブースで販売された「C82『STEINS;GATE』セット」内に、本商品の冊子と内容的にも収録内容も概ね同じ先行販売版が収録されています。2012年11月9日発売の一般販売分は、通常版とドラマCD付き限定版の2形式で販売されました。

＜レビュー＞【純粋な商品評価寄りの感想】
（キャラメルボックス仕様のケース）
　2012年8月に開催されたコミックマーケットC82で5pbブースで販売された科学ADVシリーズの各セットが収納されていたケースと同じ材質のものだと思われます。安価な厚紙の類いではなく、2012年発売のApple社のiPad mini等のパッケージなどと同じような手触りだと思います。大きさは冊子自体と同じようなサイズで、CDが合わせて収納されております。本棚やブックケース等への収納には困らないと感じました。

（装幀・ブックデザイン）
　コミケ先行発売版と比較させて頂きます。確認しましたが、Tips以外は公式にアナウンスされておりませんが、比較すると以下の通りです。

表紙