新・日本共産党101問 の感想

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参照データ

タイトル新・日本共産党101問
発売日販売日未定
製作者治安問題研究会
販売元立花書房
JANコード9784803715378
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » イデオロギー

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日本共産党は、コミンテルン日本支部としての発足以来、リンチ殺人事件、暗殺、火炎瓶闘争といった暴力も厭わない活動を行ってきた。
その後武装闘争路線は撤回しているが、70年安保時における「あかつき行動隊」の活動や「査問」と称される監禁を伴った自己批判の強制、それ以外でも党外の商工組合や労働組合、学生自治会に対して不当な介入を行って話題に上ることがある。

「一般国民が同党の党員向け資料を読んでいないことにつけ込んで」というくだりがあるが「党内の問題を党外に持ち出してはいけない」といる規定で、党内で何が起こっているのかも、一般国民には分かりにくいようになっている。

そんな中、立花書房から出版されていた「日本共産党101問」が新装改訂されて出版された。
この本では、公表されている内外の文献から、思想家、党幹部の発言、党の綱領を紹介する事で、マルクス・レーニン主義に基づく革命勢力である日本共産党の「暴力主義」「独裁的」な実態を指摘している。

特に故・宮本顕治元名誉議長が取りまとめた党綱領の解釈本「日本革命の展望―綱領問題報告論文集 (1967年) (新日本新書)」からは何箇所も引用され、

・日本共産党は、日本を支配しているのは「アメリカ帝国主義」「日本独占資本」(「対米従属」「大企業・財界」)という二つの敵であると認識しつづけている事
・「敵の出方論」による暴力革命も含めた二つの戦術形態という党綱領が、現在もなお変わっていない事
・平和革命唯一論が否定されている事

が強調されている。それ以外にも、

・1949年の平警察署占拠事件など、平和革命を志向していた時期にも日本共産党は暴力事件を起こしていた事
・民主集中制による非民主的な党運営を行っていること

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