河井英里 追悼盤 ひまわり の感想
参照データ
タイトル | 河井英里 追悼盤 ひまわり |
発売日 | 2008-12-24 |
アーティスト | 河井英里 |
販売元 | JVCエンタテインメント |
JANコード | 4580226563832 |
Disc 1 : | TVアニメ「ARIA」シリーズ::バルカローレ -独唱- TVアニメ「ARIA」シリーズ::満月のドルチェ TVアニメ「ARIA」シリーズ::ウンディーネ -造語詞Ver.- TVアニメ「ARIA」シリーズ::夕凪 TVアニメ「ARIA」シリーズ::コッコロ -オルガンver.- TVアニメ「ARIA」シリーズ::サンタクロウスの空 TVアニメ「ARIA」シリーズ::ルーミス エテルネ TVアニメ「ARIA」シリーズ::Second Season ~希望~ TVアニメ「ARIA」シリーズ::ARIA TVアニメ「ARIA」シリーズ::水の鏡 TVアニメ「スケッチブック~full color’s~」::たんぽぽ水車 TVアニメ「バンブーブレード」::SUNFLOWER LIVE「ARIA The CONCERT」::満月のドルチェ -Live Ver.- <BONUS TRACK> LIVE「ARIA The CONCERT」::コッコロ -Live Ver.- <BONUS TRACK> LIVE「ARIA The CONCERT」::バルカローレ -Live Ver.- <BONUS TRACK> LIVE「ARIA The CONCERT」::サンタクロウスの空 -Live Ver.- <BONUS TRACK> |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
今年に入るまで彼女が逝去していたことを知らなかった。
信じられないこのアルバムを手にして呟くのは、誰もがこの言葉だろう。
つい最近『ARIA』シリーズにて、その透明感あふれるソプラノヴォイスに聞き惚れたばかり。
そのARIAからの楽曲中心であるからか、どこまでも穏やかで、まるで天国のような、
その美しい歌声が奏でる音楽は、まさに「至福」の一言のみで満ち足りる。
以前(ワーズワースのテーマ以来)久方ぶりに再会し出合った彼女の歌声は、「空へ」
(アニメ『ストレンジ・ドーン』OPテーマSTRANGE DAWN ― オリジナル・サウンドトラック)
という楽曲にて―だった。松井五郎作詞の巧みな歌詞もだが、どことなく物哀しげな、凛とした
その歌声の透明感、まさしく空を突き抜けていくような、どこまでも夢を追うハイトーンヴォイスに
思わず涙ぐむ想いを抱いた。今回のアルバムには収録されていないが、本追悼盤の彼女の
歌声に寄り添う度に、その時の既視感を感じる。奇しくも今、彼女自身が微睡(まどろ)んで
いるであろう、その天国にも似た、どこまでも優しくあたたかな波音と潮風に満ちた世界。
そこで彼女は、どんなにか幸せそのものの歌うこと=生きることの喜びに輝いていただろう。
天地に響き渡る、穢れを知らぬ天使の歌声。彼女の歌声そのものが羽を持った天使だった。
まさに劇中のARIAの歌姫そのものの、その至福の中に彼女のすべてを包み込んで
河井英理というアーティストは、いつまでも、ここにいる。
ここでずっと歌い続けている――その真実が、まさに凝縮された一枚。
永遠の空へあらためて御冥福を御祈りします。
信じられないこのアルバムを手にして呟くのは、誰もがこの言葉だろう。
つい最近『ARIA』シリーズにて、その透明感あふれるソプラノヴォイスに聞き惚れたばかり。
そのARIAからの楽曲中心であるからか、どこまでも穏やかで、まるで天国のような、
その美しい歌声が奏でる音楽は、まさに「至福」の一言のみで満ち足りる。
以前(ワーズワースのテーマ以来)久方ぶりに再会し出合った彼女の歌声は、「空へ」
(アニメ『ストレンジ・ドーン』OPテーマSTRANGE DAWN ― オリジナル・サウンドトラック)
という楽曲にて―だった。松井五郎作詞の巧みな歌詞もだが、どことなく物哀しげな、凛とした
その歌声の透明感、まさしく空を突き抜けていくような、どこまでも夢を追うハイトーンヴォイスに
思わず涙ぐむ想いを抱いた。今回のアルバムには収録されていないが、本追悼盤の彼女の
歌声に寄り添う度に、その時の既視感を感じる。奇しくも今、彼女自身が微睡(まどろ)んで
いるであろう、その天国にも似た、どこまでも優しくあたたかな波音と潮風に満ちた世界。
そこで彼女は、どんなにか幸せそのものの歌うこと=生きることの喜びに輝いていただろう。
天地に響き渡る、穢れを知らぬ天使の歌声。彼女の歌声そのものが羽を持った天使だった。
まさに劇中のARIAの歌姫そのものの、その至福の中に彼女のすべてを包み込んで
河井英理というアーティストは、いつまでも、ここにいる。
ここでずっと歌い続けている――その真実が、まさに凝縮された一枚。
永遠の空へあらためて御冥福を御祈りします。