考える力が身につく ディープな倫理 の感想
参照データ
タイトル | 考える力が身につく ディープな倫理 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 富増 章成 |
販売元 | KADOKAWA/中経出版 |
JANコード | 9784046005038 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 論文・評論・講演集 |
購入者の感想
倫理(社会)ってやったなぁ~という懐かしい思い出購入しました。読んでみたら面白かったです。
構成は、前半がセンター試験の倫理の問題(選択)、後半が2次試験(ほぼ一橋大学と筑波大学)の問題(記述)の解説を通して、哲学者の思想の紹介がされています。その思想の紹介は、我々が日常生活で気にしていないでやっていることも、良く考えてみると裏には深い意味が生じていることを明らかにしようとしているように思います。
私としては、だいぶ忘れていた哲人たちの思想を思い出させてくれたことが、何より楽しかったですね。
入試問題を題材にしているので、どうしても解答に結び付ける必要があります。後半の記述試験については、それがすんなりと結びついていると思います。ただ前半のセンター試験の選択問題については、選択用に作成した問題文にも意味がある風に解説を試みているのですが、ちょっと無理を感じる部分もあるかなぁ、といった印象。
そのあたりのことは気になりましたが、その辺は人によると思います。
また、哲学、哲人の紹介とはいっても、ほんの入り口までの紹介ですから、これも求めるレベルによってはそぐわないかもしれません。昔学んだことを懐かしみつつ、思い出す程度を楽しいと感じる方、また、本格的に思想に触れる前に、雰囲気だけでも感じみたいという方には、お薦めできると思います。
実際、もう少し詳しい本を読みたくなりました。
私としては、楽しめる一冊でした。
構成は、前半がセンター試験の倫理の問題(選択)、後半が2次試験(ほぼ一橋大学と筑波大学)の問題(記述)の解説を通して、哲学者の思想の紹介がされています。その思想の紹介は、我々が日常生活で気にしていないでやっていることも、良く考えてみると裏には深い意味が生じていることを明らかにしようとしているように思います。
私としては、だいぶ忘れていた哲人たちの思想を思い出させてくれたことが、何より楽しかったですね。
入試問題を題材にしているので、どうしても解答に結び付ける必要があります。後半の記述試験については、それがすんなりと結びついていると思います。ただ前半のセンター試験の選択問題については、選択用に作成した問題文にも意味がある風に解説を試みているのですが、ちょっと無理を感じる部分もあるかなぁ、といった印象。
そのあたりのことは気になりましたが、その辺は人によると思います。
また、哲学、哲人の紹介とはいっても、ほんの入り口までの紹介ですから、これも求めるレベルによってはそぐわないかもしれません。昔学んだことを懐かしみつつ、思い出す程度を楽しいと感じる方、また、本格的に思想に触れる前に、雰囲気だけでも感じみたいという方には、お薦めできると思います。
実際、もう少し詳しい本を読みたくなりました。
私としては、楽しめる一冊でした。