「南京虐殺」の徹底検証 の感想

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参照データ

タイトル「南京虐殺」の徹底検証
発売日販売日未定
製作者東中野 修道
販売元展転社
JANコード9784886561534
カテゴリノンフィクション » 思想・社会 » 戦争 » 抑留・捕虜

購入者の感想

この本のP240~P251の12ページに渡って詳細に、東中野氏の研究成果が記述されているが、
南京陥落の日、12月13日に、日本軍が、夏淑琴一家の強姦・虐殺事件を起こした。

南京城の東南側から侵入して来たので、可能性として第16師団の中島今朝吾の師団であろう。
この師団は、師団長から規律が乱れていて、部下に命じて略奪をしていた。

大勢の部隊(20~30人)による、
無条件で中国人庶民の全員殺害の事件であり、11人を殺害し、更に、3人を殺す前に強姦した。1歳の赤ん坊も含まれる。
夏淑琴さんも、満7歳(数えで8歳)だったが、銃剣で3ヶ所刺され出血ショックで気を失ったが、
日本兵は死んだと思い、去って行ったので、後から助かった。
東中野氏は、この夏淑琴さんを、この本の研究で、偽物の被害者と結論付けた。
マギー牧師の記述文書(英文7ページ)、家族の死体の写真、被害者本人の証言と3つ揃っているのに、偽物と主張した。

日本での名誉棄損の裁判では、東京地裁、東京高裁、最高裁判所の全ての判決で、東中野修道氏を有罪と下した。
また、この本の夏淑琴さんの記述部分に対して、「研究に値しない」と言う厳しい判断も下した。

罰金が400万円と高額なのは、名誉棄損の罪だけでなく、人格権の侵害の罪も犯し、重い犯罪だからである。

なお、東中野修道氏は、もともとは、東ドイツの研究者であったが、東西ドイツが統合して研究対象がなくなったので、途中から変更せざるを得なくなり、それまでまったく知らなかった新しい、南京大虐殺をテーマに選び、意欲的に研究していた。そのため、日本「南京」学会の会長でもあった。

この本の他の研究内容も、夏淑琴さんの研究と同じであり、簡単には、信頼できない。
他の本で、裏付けをとる必要がある。

この裁判で、有罪となった後は、南京大虐殺の研究の著作は発表されていなく、
雑誌などでも、論文や発言などの発表はなくなった。

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