Cotillion (Popular Classics) の感想
参照データ
タイトル | Cotillion (Popular Classics) |
発売日 | 2009-03-30 |
製作者 | Georgette Heyer |
販売元 | Naxos Audio Books |
JANコード | 9789626348970 |
カテゴリ | Formats » Audio CDs » Literature & Fiction » Classics |
購入者の感想
キティは大叔父から甥達の一人と結婚すれば大いなる遺産を相続させるといわれる。
この大叔父は、キティも気に入っているジャックがプロポーズすると思っていたのだ。ところがジヤックは遺言申し渡しの場にあらわれない。
彼はハンサムな遊びもので、いずれ財産を相続する気だが、言われるままになるのも嫌だし、まだ結婚もしたくないのだ。
キティは一計を案じて候補者の一人フレディに婚約者のふりをしてくれるようにと頼む。フレディは財産があるので相続の必要などないのだ。
大叔父の屋敷から初めてロンドンに出て来たキティは、自分のことはそっちのけで困っているカップルの世話焼きをする。それも複数の。
ジャックはと言うと、フレディなど自分とは勝負にならないと思っているし、キティの企みなどお見通しで気にもかけない。
それどころか結婚相手を捜してロンドンにやって来た美人を愛人にしようと画策している始末。
何だかクライマックスのない話だと思いながら読んでいたのだが、キティの、困っている他人のために何とかしてやろうというエピソードを通じて彼女の性格だけでなく、キティのためにできるだけのことをしてやろうとするフレディの姿やその望ましい性格が次第に浮かび上がってくる。
この大叔父は、キティも気に入っているジャックがプロポーズすると思っていたのだ。ところがジヤックは遺言申し渡しの場にあらわれない。
彼はハンサムな遊びもので、いずれ財産を相続する気だが、言われるままになるのも嫌だし、まだ結婚もしたくないのだ。
キティは一計を案じて候補者の一人フレディに婚約者のふりをしてくれるようにと頼む。フレディは財産があるので相続の必要などないのだ。
大叔父の屋敷から初めてロンドンに出て来たキティは、自分のことはそっちのけで困っているカップルの世話焼きをする。それも複数の。
ジャックはと言うと、フレディなど自分とは勝負にならないと思っているし、キティの企みなどお見通しで気にもかけない。
それどころか結婚相手を捜してロンドンにやって来た美人を愛人にしようと画策している始末。
何だかクライマックスのない話だと思いながら読んでいたのだが、キティの、困っている他人のために何とかしてやろうというエピソードを通じて彼女の性格だけでなく、キティのためにできるだけのことをしてやろうとするフレディの姿やその望ましい性格が次第に浮かび上がってくる。