絵本の力 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル絵本の力
発売日販売日未定
製作者河合 隼雄
販売元岩波書店
JANコード9784000222594
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

臨床心理学者、児童文学家、ノンフィクション作家の3人が各自の視点で絵本の可能性について語った本。
三者三様の着目点、想いが率直に表現されているため、多角的で発見の多い内容だと思います。

また3名とも、具体的な作品名を挙げた上で、その魅力を語る場面が多く、
絵本選びで迷っている方には大変参考になるかと思います。
(写真も掲載されています)

中でも、日本の絵本業界の中心的な役割を担い続けて来られた松居直さんのお話は、
絵本のどんな要素が、子供にとってどんな意味を持つのかといった点が整然と語られており、
絵本の技術書を読んでいるかの様な素晴らしい内容でした。

一方で、全体を通して、講演+討論会の全文起こしといった体裁であるため、
口語や指示語が多く、(序盤は特に)文書としては読みづらい印象が強かったです。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

絵本の力

アマゾンで購入する
岩波書店から発売された河合 隼雄の絵本の力(JAN:9784000222594)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.