リーダーになる[増補改訂版] の感想
参照データ
タイトル | リーダーになる[増補改訂版] |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ウォレン・ベニス |
販売元 | 海と月社 |
JANコード | 9784903212081 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » リーダーシップ |
購入者の感想
内容は、広い意味でのリーダー論。
ビジネス界だけでなく、映画監督、ガールスカウト、大学学長など幅広く扱っており、
すぐ活かせるというよりも、リーダーのための哲学書という感じの印象です。
読後感は、非常にすがすがしい、知的欲求を満たすようなものでした。
しかし、アメリカのビジネス書を読むと、解雇についての考え方がためになる。
アメリカなどでは解雇というのは当たり前の風景であるが、やはり心理的には負担が伴う、
それを人生で一番のラッキーだったという記述が多い。
よく逆境にもまれるというが、解雇さえ唯の逆境の一つにしか過ぎないのだ。
また経験についても、本を読むだけでは役に立たない、実際に自分が取り組むしかないと、
スパッといっているところは、勉強ブームに警鐘を鳴らすものだろう。
(もちろん勉強も大事ではある)
そして、このリーダー論の特徴は、型にはめてこういうリーダーになるではなく、
自分自身になることが、最高のリーダーシップというところだ。
自分自身になるということは、自分を深く知ることになる。
自分が何が好きで何がキライか。
何が得意か、人を信頼しているかなど、深く自分を理解しなければならないのだ。
自己を省みるという意味でも非常に示唆にとんだ書。
読むたびに新しい解釈が生まれるだろう。
ビジネス界だけでなく、映画監督、ガールスカウト、大学学長など幅広く扱っており、
すぐ活かせるというよりも、リーダーのための哲学書という感じの印象です。
読後感は、非常にすがすがしい、知的欲求を満たすようなものでした。
しかし、アメリカのビジネス書を読むと、解雇についての考え方がためになる。
アメリカなどでは解雇というのは当たり前の風景であるが、やはり心理的には負担が伴う、
それを人生で一番のラッキーだったという記述が多い。
よく逆境にもまれるというが、解雇さえ唯の逆境の一つにしか過ぎないのだ。
また経験についても、本を読むだけでは役に立たない、実際に自分が取り組むしかないと、
スパッといっているところは、勉強ブームに警鐘を鳴らすものだろう。
(もちろん勉強も大事ではある)
そして、このリーダー論の特徴は、型にはめてこういうリーダーになるではなく、
自分自身になることが、最高のリーダーシップというところだ。
自分自身になるということは、自分を深く知ることになる。
自分が何が好きで何がキライか。
何が得意か、人を信頼しているかなど、深く自分を理解しなければならないのだ。
自己を省みるという意味でも非常に示唆にとんだ書。
読むたびに新しい解釈が生まれるだろう。