Project CARS (輸入版:北米) の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

これまで評価の高いレーシングシムを作ってきたSlightly Mad Studiosの最新作とあって、かなり期待していました。

まず操作性に関して、最初からアシストなど全てオフにしてプレイしましたが
ブレーキングやスロットルワークなど、荒い操作をすればかなり360℃スピンしやすいです。
特にフォーミュラカーなどはスタート時もスロットルワークに気を使わないとすぐスピンしますが、
そこをうまくクリアして好スタートを決めるのも楽しいです。
高速域からの曲がりながらのブレーキングなどは、気を抜いているとスピンして大クラッシュということが結構ありました。
クラッシュ表現は同スタジオ作品のSHIFT2と比べると若干マイルドな印象ですが、フォーミュラカーなどは簡単にタイヤごともげてしまったりもするので、
十分許容範囲だと感じました。
個人的には緊張感があり、本格的なサウンドも相まってよりレーシングマシンをドライブしている感じもあり楽しめています。

車種は正直まだまだ少ないという印象ですが、カラーパターンが豊富なのが救いです。今後の配信やDLCに期待するしかなさそうです。
スリップストリームは他作品に比べて効きが弱い印象ですが、抜きにくくバトルが継続しやすいという点でこちらのほうが良いです。
軽い接触でもサスペンションにダメージを受けて操作性が変わったり、突然のマシントラブルなどもオプションで設定可能です。
レース中はイエローフラッグやブルーフラッグが表示されるなど、基本的なモータースポーツルールに沿ったものになっています。
もちろんフライングをしたらペナルティもしっかり受けます。
フォーミュラカーはDRSやKERSもあります。
レース中のピットストップもあり、予選中などもピットで区間タイムやライバルの様子をチェック可能。
リタイアしてもピットで最後までレースを観戦できたりします。

レース中の無線も当然英語なわけですが、雰囲気はとても良好。字幕でも表示してくれます。