ケインズ―“新しい経済学”の誕生 (岩波新書) の感想
参照データ
タイトル | ケインズ―“新しい経済学”の誕生 (岩波新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊東 光晴 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784004110729 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 |
購入者の感想
たとえば、宮本武蔵を知りたい、としましょう。
そのときに大切なことは、史実を暗記するだけで終わらせないことだと思います。
二刀に行き着くまで、決闘に望むまでの苦悩や決心など、
それまでの過程を知らなければなりません。
本書のメインは3章、歴史的名著『一般理論』の解説ですが、
1章、2章において、当時の英国の背景と
ケインズの半生を描き、彼が『一般理論』を執筆するまでの
プロセスが理解できます。この部分だけでも経済学史として
味わい深いものとなっています。
その後のケインズ経済学が資本主義社会に与えた影響も4章で記してあり、経済学の発展とその力がよくわかります。
ケインズ入門でもあり、経済学史入門としても成り立つ、名著だと思います。
そのときに大切なことは、史実を暗記するだけで終わらせないことだと思います。
二刀に行き着くまで、決闘に望むまでの苦悩や決心など、
それまでの過程を知らなければなりません。
本書のメインは3章、歴史的名著『一般理論』の解説ですが、
1章、2章において、当時の英国の背景と
ケインズの半生を描き、彼が『一般理論』を執筆するまでの
プロセスが理解できます。この部分だけでも経済学史として
味わい深いものとなっています。
その後のケインズ経済学が資本主義社会に与えた影響も4章で記してあり、経済学の発展とその力がよくわかります。
ケインズ入門でもあり、経済学史入門としても成り立つ、名著だと思います。