(サイトウインポート) saitoimport3Dパッドレーサーパンツ (黒×赤ライン) M の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

主にサイクリング（ツーリング）ばかりで自転車歴は20年以上あるが、幸いこれまで尻の痛みとはほとんど無縁だった。
レーシーなスタイルとも無縁であり、レーパンなどという破廉恥な装束なんぞ生涯にわたって用は無いと思っていたがまったく興味が無いわけでもなく、買うか買うまいか、買ってたまるかでもイイらしいな、安かったら買おうと思って店に来たけど何これ高っけぇわ要らんわアホ、などとグズグズ考えながら今日までやってきた。
ここにきてあまりにも安く評判もいいこのレーパンをダメもとの「お試し」で購入してみた。リアル店頭で可愛い女の子がレジ担当だと背中に汗が流れてレジまで絶対持っていけないくらいの小心者だがクリックならまぁ簡単だった。
「何が届いたのよ？」と聞く家族にシラを切り、とてつもなくエロい物を手に入れたような高揚感と落ち着きの無さとで夜を待った。何食わぬ顔で自室に入り後ろ手でドアの鍵をかける頃にはすでに眼が血走っていたと思う。鼓動が激しく鳴り響くなか羞恥心を抑えつつ全裸になり、恐る恐る足を入れて着用した。
（註：夜を待つ必要は無い。全裸になる必要は無い。やはり何か勘違いして取り乱していたと今になって思う／後日追記）
サイズ間違いかと思うほど小さい生地がとピチピチに伸びて張り付き、尻にはゴワゴワとした女性の生理用品のような異物感（想像だが）が突き刺さる。誰の目にも明らかな俺の股間の膨らみと黒光りするヒップラインに妙な色気を感じる。な、何これ。そして鏡に映ったおのれの姿を見て絶句「こりゃ表には出られんわ」と悟った。近所の人々の白い目と薄笑いが想像できた。これは家族や友人に絶対見られてはいけない、ようやくここまで築いた地位も名誉もまだ失うわけにはいかないと心に誓った。

盗んできた下着よろしく小さくたたんでタンスの奥底へ隠しかけたが、せっかく買ったのだから試すだけ試してみるかと一大決心。とある日曜の昼下がり、ゆるいカジュアルパンツの下に履いて人目をはばかるようにしてコソコソと走り出た。ん、ん！なかなか良いではないか。股間に神経を集中させてるおっさんの髭の生えた頬がニタリと緩む。われながら気色の悪いおっさんである。