「海の道」の三〇〇年---近現代日本の縮図 瀬戸内海 (河出ブックス) の感想
参照データ
タイトル | 「海の道」の三〇〇年---近現代日本の縮図 瀬戸内海 (河出ブックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 武田 尚子 |
販売元 | 河出書房新社 |
JANコード | 9784309624297 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 文化人類学・民俗学 » 文化人類学一般 |
購入者の感想
民俗学者、宮本常一の著書に「忘れられた日本人」がありますが、それに至適する作品だと思います。
武田尚子氏は十三年の歳月を費やし、綿密な現地調査、膨大な聞き取り調査、資料の探索検証を続け、
この作品の刊行にこぎ着けました。
近代日本の縮図が瀬戸内海の名も無い小島の歴史を通して鮮やかに蘇ります。
なぜ日本人は外海に出て行かざるを得なかったのかその戦いと栄光と挫折が、
様々な資料を駆使して語られています。
正史では描き得ないもうひとつの歴史の見方が見事に活写されています。
武田尚子氏は十三年の歳月を費やし、綿密な現地調査、膨大な聞き取り調査、資料の探索検証を続け、
この作品の刊行にこぎ着けました。
近代日本の縮図が瀬戸内海の名も無い小島の歴史を通して鮮やかに蘇ります。
なぜ日本人は外海に出て行かざるを得なかったのかその戦いと栄光と挫折が、
様々な資料を駆使して語られています。
正史では描き得ないもうひとつの歴史の見方が見事に活写されています。