モーニング・レイン―十七歳の日記 1973 の感想
参照データ
タイトル | モーニング・レイン―十七歳の日記 1973 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 井上 一馬 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784103810025 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » あ行の著者 |
購入者の感想
先日、高校時代の友人と食事をした際、本書の存在を始めて知り、思わず購入してしまいました。私の17歳は1974年です。現在54歳となった私にとって一回だけ過去に戻ることができるとすれば、やはり17歳の自分に戻りたいと思います。私は日記を付けておりませんでしたので、日々の行動を作者ほど鮮明には覚えておりませんが、当時の私は作者とほぼ同じ経験・思い出を共有(ただ私には彼女はおりませんでしたが・・)しており、昔の記憶が目前に広がり、あっという間に読み終えることができました。私はバレー部に所属しておりましたので、同じ運動部であるサッカー部、バスケットボール部、陸上部等々の友人の顔々が浮かび上がりました。本書によって、本当に楽しいひと時を過すことができました。因みに、陸上部の田久保さんとは、入社時は違う銀行でしたが(田久保さんは安田信託銀行、私は第一勧業銀行)、金融機関の淘汰により、何故か同じ職場(みずほ信託銀行)で働くという機会にも恵まれました。田久保さんは、現在みずほ銀行の常務執行役員として活躍されております。