クイズ王の「超効率」勉強法 (PHP新書) の感想

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　著者の日’’大介さんは1977年宮崎生まの、浜松育ち、中学時代にクイズの面白さに目覚め、「パネルクイズ　アタック25」（朝日放送）優勝、「タイムショック２１」（TV朝日）優勝
　「クイズ王最強決定戦〜THE　OPEN〜」（フジテレビ）準優勝2回　などの実績があります。近年は、クイズ作家として、クイズ番組やイベントの問題作成、演出、監修などの仕事をされています。
　昨今、クイズ番組が人気を盛り返し、宇治原さん、宮崎さん、辰巳さん　などが人気者になっています。著者の日’’さんがクイズの勉強を始めたのは、中学2年生の時で、爾来20年以上クイズを欠かさない生活を送っているそうです。
　そして、クイズの勉強は、広く一般に効果的な学習法であることに気づきました。本書では、そうした自身のクイズ勉強法を解説し、披露しています。
　日’’さんはクイズに強くなるためには、絶対に落としてはならない基礎問題、1万問をマスターする必要があると考えています。そして、それだけだはなく、新聞、雑誌、、ニュース・サイトの情報も細かくチェックする必要があると考えています。
　参考文献が載っていないのでどのような本で勉強すればよいのかはっきりとはわかりませんが、長戸勇人著「クイズは創造力（理論編）」（情報センター出版局）、「TVクイズ番組攻略マニュアル2」（新紀元社）が参考になるようで、、後は、クイズ番組で出た問題をノートの書き取り、それの反復練習ということになります。
　第2章では、クイズ番組で身につけた、この勉強法を実際に高校受験、大学受験、さらには漢字検定といった資格試験へいかに応用するかといったことについて書かれています。
　日’’さんがクイズ番組に興味を持ち出したのは、アメリカ横断ウルトラクイズとの出会いだそうで、高校時代は仲間と共にクイズ番組に挑戦したそうです。
　また、○×問題、早や押し問題へのへの対処法についても書かれています。
　また、最近はこのクイズ式勉強法？を活用して、漢字検定1級を無事、一発で取得されたそうです。
　そして、最後は今後のクイズ番組への対処法で締めくくられています。