隠居志願 (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 隠居志願 (新潮文庫) |
発売日 | 2015-11-28 |
製作者 | 玉村 豊男 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101297064 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » た行の著者 |
購入者の感想
都会暮らしから長野の田園生活に撤退したのが20年前、45歳頃。
野菜を育て、レストランを始めて、ワイナリーのオーナーになって絵画を描いて、小文を書いて
もう既に理想的な隠居生活かと思いきや、多忙隠居になってしまって、、、。
でも冬は活動停止、暖炉の横でゆったりと生活なさる。隠居って難しいなあと思ってしまう。
何もない孤島に流れついて、楽しく過ごせる人は本当に内面が充実している人だと思う。
本作は、男が階段を降りるときから、隠居志願、など日常感じたことを活字にされているが
人生の先輩として傾聴に値する内容が含まれている。
この筆者は鴨長明のように理想的な隠居生活を送るため日夜努力してきた御仁なのである。
野菜を育て、レストランを始めて、ワイナリーのオーナーになって絵画を描いて、小文を書いて
もう既に理想的な隠居生活かと思いきや、多忙隠居になってしまって、、、。
でも冬は活動停止、暖炉の横でゆったりと生活なさる。隠居って難しいなあと思ってしまう。
何もない孤島に流れついて、楽しく過ごせる人は本当に内面が充実している人だと思う。
本作は、男が階段を降りるときから、隠居志願、など日常感じたことを活字にされているが
人生の先輩として傾聴に値する内容が含まれている。
この筆者は鴨長明のように理想的な隠居生活を送るため日夜努力してきた御仁なのである。