メンズ・ウエア素材の基礎知識 毛織物編 の感想
参照データ
タイトル | メンズ・ウエア素材の基礎知識 毛織物編 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大西基之 |
販売元 | 万来舎 |
JANコード | 9784901221757 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 産業研究 » サービス・小売 » アパレル・ファッション |
購入者の感想
毛と毛織物の由来や性質、利用方法などを衣服の観点から解説した本です。
基礎知識として植物性繊維の解説もありますが、大部分は毛について。
服地(柄や織り方)に関する割合が多いですが、基本的な部分もきっちり
データで示してくれていますので、読み物というより参考書的色合いが強いです。
「あの名前、生地や柄ってどういう意味?」と興味を持った方に勧められます。
少々高価ですが、ハードカバーで良い紙を使っており刷数も多いとは思えないので
やむなしでしょうか。
あくまでメンズウェアからみた繊維ですので大学レベルの繊維についての解説ではありません。
それでも十分、読み応えはあります。
基礎知識として植物性繊維の解説もありますが、大部分は毛について。
服地(柄や織り方)に関する割合が多いですが、基本的な部分もきっちり
データで示してくれていますので、読み物というより参考書的色合いが強いです。
「あの名前、生地や柄ってどういう意味?」と興味を持った方に勧められます。
少々高価ですが、ハードカバーで良い紙を使っており刷数も多いとは思えないので
やむなしでしょうか。
あくまでメンズウェアからみた繊維ですので大学レベルの繊維についての解説ではありません。
それでも十分、読み応えはあります。
ファッション業界の者ではありませんが、何とは無しに心惹かれ、購入しました。
探偵小説に、「フランネル」だの「ギャバジン」だの、あるいは「ピンストライプ」だの「ヘリンボーン」だのという言葉が時々出て参りますよね。登場人物の服装描写の中に。当方10~20代の頃、そういった言葉にぶつかるたびに、「それって何?」と百科事典で調べていたものでした。
当時の百科事典ではよくわからなかったような質感や織りの違いを、この本はしっかり教えてくれます。
門外漢の私にとっては、なるほど…と楽しめる内容でしたが、業界の方々なら、紳士服店の若い店員さんに至るまで、こういった内容は勉強しておいてほしいなと思いました。著者が前書きに書いていらっしゃるように、不勉強な業界人が多いように思います。
昔の翻訳ものの表紙、はたまたピース(煙草)なぞ思い出させるスマートな装丁も、たいへん好みです。
探偵小説に、「フランネル」だの「ギャバジン」だの、あるいは「ピンストライプ」だの「ヘリンボーン」だのという言葉が時々出て参りますよね。登場人物の服装描写の中に。当方10~20代の頃、そういった言葉にぶつかるたびに、「それって何?」と百科事典で調べていたものでした。
当時の百科事典ではよくわからなかったような質感や織りの違いを、この本はしっかり教えてくれます。
門外漢の私にとっては、なるほど…と楽しめる内容でしたが、業界の方々なら、紳士服店の若い店員さんに至るまで、こういった内容は勉強しておいてほしいなと思いました。著者が前書きに書いていらっしゃるように、不勉強な業界人が多いように思います。
昔の翻訳ものの表紙、はたまたピース(煙草)なぞ思い出させるスマートな装丁も、たいへん好みです。