UTB (アップ トゥ ボーイ) 2016年 02月号 の感想

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モーニング娘に入る前から今と、そしてこれからについて話す鞘師さん。ずっと一貫性があります。彼女はエースと呼ばれましたが、私には名前が先行してのエースでなく、動かせない彼女の役割がエースだったと、名前が後から着いて来た珍しいパターンではないかと思います。そしてこれからも、そんな人はめったにいない。実質上エースの役目をし続けるので名前負けする事もない。スポーツ界にもそうそうエースの名を張り続けられる人はいないです。

今からについてもうっすら話しますが、気負いなく、楽しみだとも言わず、でも何か確実に秘めた思いや見えない武者震いが見える様です。きっと、同世代、同年代の人にもパフォーマンス(生き様)を見せて、既に引っ張っている感じがしませんか？モーニング娘の枠を越えて、「鞘師さんに憧れた」と言う人たちがアイドルに留まらず、今後出そうです。広島人の血なのか。モーニング娘からのだけでなく、広くバージョンアップを示し、求めている様にすら映ります。

森戸さんの初々しさ。それと共に笑顔でない時の表情には年齢が分からない様な大人美がありますね。１年間の大きな変化にも対応力を持ち、かつ営業スマイルでないナチュラルさがさらに華やかになっています。ナチュラルビューティとは彼女の事を言う、と言いたいくらい。本当に今号の彼女は、初登場の時と並んで永久保存版な~です。話す言葉の可愛らしさも。これはハロプロで学んだ事ではなく、もともと彼女が持ったものに由来していそうです。

記事の長短は問題ではないですね。二人の内面から来る光り方こそが、日本のアイドルの源流と思えて来ます。出る度にバージョンアップして行く人たち。元の素質も失わず、新しく塑像したものはさらに加えていく。こんな両輪、そう出来るものではないです。目指すは最上、それを柔らかく見せる森戸さんと、力強く見せる鞘師さんです。