あなたの空き家問題 の感想

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２０１３年では、７戸に１戸が空き家で、２０３３年には、３戸に１戸

となるとまで、言われている。

一人っ子同士で結婚して、相続で実家を相続すると３軒の家を所有する事

になってしまうのだ。

子供が複数いる場合、共有名義で相続すると、後々問題が複雑になる。

空き家が増えるのは、様々な理由がある。

供給過剰もあるが、更地にすることで、税金が６倍に跳ね上がるからだ。

また、バブル時代の高値を覚えており、売却を決断できなくなっているのも大きい。

所有者は、遠方に住んでおり、管理の大変さに疲れてしまい、放置されるようになって

しまう。

空き家が起こす問題は、数知れない。

スズメバチやシロアリなどは、近隣の迷惑ともなる。

木々が大雪や台風で倒壊し、隣家を襲う事もある。

放火や犯罪の温床にもなる。

倒壊寸前となると、最終的には、行政代執行となる。

空き家バンクが全国にできており、対策に乗り出している。

私は、ひとつの解決策として、「空き家を生保受給者に割り当てる」事

を提唱したい。

世の中には、空き家を持て余している人がいる一方で、生活保護受給者のように

住む所がない人がいる。

所有者は、解体費用も負担する余裕は無く、売ろうにも売れないで、

固定資産税の支払いに苦しんでいる。

だが、この住宅を国に無償または、低額で譲渡すれば、固定資産税の支払い

から免れる。この住宅を生保受給者に割り当てるのだ。月々の住宅扶助の軽減に繋がる。

この政策により、空き家問題と生活保護問題の両方を同時に解決する事ができる。