奇襲研究所 ~嬉野流編~ (マイナビ将棋BOOKS) の感想

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参照データ

タイトル奇襲研究所 ~嬉野流編~ (マイナビ将棋BOOKS)
発売日2015-05-23
製作者天野 貴元
販売元マイナビ出版
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » 趣味・実用 » 将棋

購入者の感想

最近のネット対局においては皆さんの序盤の技術が向上し、かなり難しい序盤戦を戦うことが増えています。

先手番というは確かに勝率も高いのですが、こちらが勉強した主力戦法であっても相手が万全の体制で待ち構えていたり、こちらが待ち構えていた変化に突入しない、という経験は誰にでもあると思います。

自分の土俵での戦いというのは安心感があるもので、なるべく自分の土俵に引きずり込みたい方にマッチするのがこの嬉野流という戦法です。

基本的なスタンスとしては、低めに構えて争点をなるべく抑え、争点を求めて相手陣が上ずってきたところをカウンターで迎撃する戦法と考えてよいでしょう。カウンターが決まった後は居玉で攻め倒したり、あるいは手厚く盛り上がったりとその後の変化はかなり幅広いです。
序中盤戦はかなり新しい感覚で、指していて感じるのは手の広さです。奇襲といっても序盤の手に深い意味があり、駒損の代償に手得と歩を打てる筋を増やす手筋は、藤井システムや横歩取りの思想に近いと感じます。

終わりに、昨日のニコニコ生放送の感想になりますが天野さんのあまりの終盤の力強さに驚いたので、星10位あげたいです(笑)まさか11連勝するとは思いませんでしたm(_ _)m
ということで力戦や終盤にに自信のある方にはオススメの戦法です。

※二手目84歩には嬉野流は使えないので、普通の矢倉に変化します。クエストでエフェクトが出ないのでおかしいと思っていたら無理筋のようでした。

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