OVERTURE No.005 (タウンムック) の感想

ハロプロメンバーを９人の野球チームにしてくれます。ポジションから、打順、その理由までこと細かく！選者は日ハムの連載を新聞でも持つモーニング娘の牧野さん。「野球しか愛せないぜ、I love baseball !!」と言う掛け声で自己紹介していたアンジュルムの竹内さん。そしてジャイアンツが負けると落ち込む、今や書籍案内や書評もこなす、こぶしファクトリーの広瀬さんの３人ですから、もうスポーツ雑誌に載って良い様な詳細さと繊細さで楽しいです。

野球好きな私には圧倒的に面白いですが、牧野さんほど日ハムの選手に詳しくないし、ハロプロメンバーの体の素質についても同じです。けれど、だからここから知ることも出来て２倍、３倍の面白さがあります。

ハロプロのメンバーに３人が加わり、「ぐんっ」とハローに強烈な色を放つ事に、正月からのハロプロ総出演のコンサートで驚いた人も多いでしょう。私もその一人。新加入と言っても末席ではない輝きのアンジュルム、上國料萌衣さんと、カントリーガールズへ入った船木結さん、梁川奈々美さんの各々の個性ありありの自己紹介ページは必見。

ファッションページでは、井上さんのページで気付いたくらい見落としそうになるこぶしファクトリー３人の様変わりな変身ぶりが見れます。流石にタレントさんだ。浜浦さん、小川さん、井上さんの登場です。

私には通算数度目のこの雑誌ですが、最早最も楽しみな雑誌になって来ました。他とは一線を画す内容、舞台で見せないメンバーの素質を本人に代わって企画と共に披露して、私たちを新しく覚醒させてくれる。このOVERTUREは興味の幅を広げ、リンクまでさせて、文化の垣根を軽々と飛び越えてくれるフロントランナーな気がします。