クスリをいっさい使わないで病気を治す本―食事・薬草茶・生活習慣で病気を防ぎ根治する (知的生きかた文庫) の感想

うちの母は高血圧で、糖尿病でしたが、薬を飲まずに治しました。医者からは血圧降下剤や糖尿病の薬を大量に処方されていましたが、症状がまったく良くならず、どんどん薬が増えていくばかりでした。

薬を飲ませるのを辞めさせて、玄米菜食にさせてから、健康診断では、健常者と同じ基準の数値が出ました。

正直、薬は症状を抑えるだけで、根本的な解決になっていません。本当に病気を治したかったら、薬を拒否して医者に頼らずに自分で勉強して健康は勝ち取らなければなりません。

結局は病院もビジネスですからね。ずるずる、病院に通わせて、金を使わせないと経営が成り立たないですから。

現代医学も、もちろん麻酔や縫合の技術は評価できますが、ケガした時に必要なだけで、あとの慢性疾患には現代医学は無意味ですね。

母の病気が治ったのも森下先生の本のおかげです。本当に感謝しております。ありがとうございました。

【追記】

森下敬一、以下略歴

医学博士。昭和25年東京医科大学卒業後、生理学教室にはいり血液生理学を専攻、千葉大学医学部より学位授与。

東京医科大学助教授、東京都赤十字血液センター技術部長、東京都葛飾赤十字血液センター所長などの要職を歴任している。

現在、自然医学会長、お茶の水クリニック医院長。

急性疾患や、早急に治療しなければ命が危ない場合などは、悠長に食事だけで治療ということはできない。しかし慢性疾患に対する食事の重要さはいくら強調しても強調しすぎることはない。
食事による治療を森下敬一氏は何十年にもわたり実践し、指導してきた。その主張は十分に納得のできるものである。この本を一読すれば氏の主張することがほぼわかる。