一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか？ の感想

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一流の人間の習慣を自分にも取り入れて
仕事の成果を上げるにはどうすれば良いのか？

「成果が出る」事にフォーカスを当て
「成果が出ない」行動を可能な限り、排除し
「成果が出る」行動ができる環境を整える

著者がフォーカスしているのは、「成果」
習慣を変えよう。もっと変わりたい。もっと成長したい。
と思った時に、闇雲に行動するのではなく
「成果が出るか出ないか」の判断基準で、行動を選定する。

成果と言うのは、「自分が得たい結果」であり
その結果から逆算して、行動計画を作る。
意志の力に頼らず、行動ができる環境を作る事に専念し
定期的に行動の結果をチェックし、微調整をしていく。

目新しい事が書かれている訳ではありませんが
PDCAサイクルを回すスタイルを
よりわかりやすく具体的な事例を元に解説してくれています。

また、この手の本を手に取る人の特徴としてあるのが
「真面目で一生懸命」な人。

そして、そんな人が考えるのが
「自分ひとりの力だけでやり遂げる」
「頑張って成果を出す」
という価値観。

著者は、自分一人の力だけでやろうとせず
いかに他の力を借りて、「成果」を実現させるのか
という点に特にフォーカスを当てています。

・朝活会を企画する
・トレーナーを雇う
・師を見つける
・会社や上司をリソースとして見る

これらは全て外部のリソースを活用する事により、
「成果が上がる習慣化しずらい行動の習慣化」
を成功させています。

習慣＝自分の価値観
その習慣を変える為には、今の自分の力だけでは変える事はほぼ不可能です。

努力とか根性ではなく、自分以外のリソースをどうやって使い
いかに他のリソースから別の価値観を持ってきて自分に取り入れるのか
という考え方が重要なのだろうと思いました。