ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋) の感想

今年の１月６日主人と最後の散歩をし行く時は元気で帰ってきたときの余りにも変わり果てた変貌に心が折れ　何故と問いかけてました、１３年７ヶ月でしたが思い出がありすぎて何処かでリセットをしなければと思い此の本に巡り会えました。
本当に賢くて何の面倒もかけずに去って行きましたが　最後の呼びかけに可愛い声で答えてくれましたが何も手に付かずに自分がどのように過ごして行けば良いのか　此の本での出会いで去っていった子に対して気持ちが分る気がし　私も泣く日ばかりではいけ無い事を知りました。

エルフィーは僕と一緒に育っていつも仲良し。
けれど、いつしか僕の方が背が大きくなり、
それと同時にエルフィーは歳をとって天国へ行く。
エルフィーの死は悲しいけれど、
僕には一つ、救いがある。
それは・・・
というお話。娘が生まれてすぐに買った思い出の絵本です。
現在では小学校の教科書にものっているそうですが
たかが絵本とあなどれません。
泣けてきます。
水でさえも、毎日けなしたコップの水と、褒めた水とでは
おいしさが違い、また花でも褒めて育てるとキレイな花を
咲かせるといいます。
まして生き物ならどうでしょう。
毎日「だいすきだよ」って言うことは動物にとっても
うれしいんだと思います。
「ずっとだいすき」
それは今だけでなく、この先も。
そして、あなたがいなくなる日がくることは悲しいけれど、
もしも、いなくなったとしても・・・・
その先もずーっとずっと大好き。
「すきなら、すきと いってやればよかったのに
だれも、いってやらなかった。
いわなくっても、わかると おもっていたんだね。」
言葉にして伝えることの大切さ。
子供だって伴侶だってペットだって、わかっていても
「すきだよ」って言ってもらえたらどんなにうれしいだろう。
この絵本の「僕」をまねして、
娘たちは我が家の猫に毎晩「ずっとすきよ」と言って寝ます。
イヤな抱き方をされても、彼も娘たちにくっついて
寝ます。そんな光景を見ていると彼がうちに来て
よかった、君にあえてよかったよ、と心から思います。
そしてこの本にも。