新安保法制は日本をどこに導くか (さよなら安倍政権) の感想
参照データ
タイトル | 新安保法制は日本をどこに導くか (さよなら安倍政権) |
発売日 | 2015-06-12 |
製作者 | 柳澤 協二 |
販売元 | かもがわ出版 |
JANコード | 9784780307665 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
共産党・志位委員長は党首討論で、米軍の後方支援活動となれば、1)自衛隊は米軍の指揮下に入ること、2)物資輸送中に攻撃された自衛隊は前線部隊を置いて逃げることは許されない、ということを柳澤さんの見解をもとに政府に質しました。政府・与党は「そんなことはありえない」と一笑に付しましたが、ありえないのは彼らのおめでたさです。何もわかってない。
自衛隊の後方支援部隊には「作戦支援第一主義」という大原則があります。これは自衛隊に限らず兵站部隊の常識でしょう。自衛隊は当然作戦部隊の指揮下に入り一体となって行動しますし、米軍もそれを求めます。撃たれたら逃げる?ありえない。
「日米安保では日本も血を流して、アメリカとイコールパートナーになる」と言うわりに、新安保法制はアメリカの言いなり。この安倍晋三の屈折に対して、柳澤さんの考察も書かれています。柳澤さんにしては強い表現も見られ、柳澤ファンは必読。
今、私たちは立憲主義が懸念する「権力の暴走」をまさに目の当たりにしています。ここまで明瞭に民主主義が危機にさらされる時代を、自分が生きるとは思ってもみませんでした。
暴走を許してはいけません。
自衛隊の後方支援部隊には「作戦支援第一主義」という大原則があります。これは自衛隊に限らず兵站部隊の常識でしょう。自衛隊は当然作戦部隊の指揮下に入り一体となって行動しますし、米軍もそれを求めます。撃たれたら逃げる?ありえない。
「日米安保では日本も血を流して、アメリカとイコールパートナーになる」と言うわりに、新安保法制はアメリカの言いなり。この安倍晋三の屈折に対して、柳澤さんの考察も書かれています。柳澤さんにしては強い表現も見られ、柳澤ファンは必読。
今、私たちは立憲主義が懸念する「権力の暴走」をまさに目の当たりにしています。ここまで明瞭に民主主義が危機にさらされる時代を、自分が生きるとは思ってもみませんでした。
暴走を許してはいけません。