日本共産党の研究(三) (講談社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 日本共産党の研究(三) (講談社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 立花 隆 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061830431 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政党 |
購入者の感想
日本共産党の誕生から戦後までの通史を描くノンフィクション。
インテリ層や学生が中心となり、ついに多数民衆の支持を得られなかった共産党は、日本に共産主義革命を起こすことはできませんでした。
戦後、宮本顕治委員長のもとで、共産党は革命集団でなく一政党となる方針転換をおこないました。しかし、宮本氏自身が関わったとされる「リンチ共産党事件」など、安易に支持できない材料も転がっています。立花氏に対する取材妨害や、「リンチ共産党事件」に関する論争からも、「共産党は本当に変わったのか?」という疑問がまだ解消されたものでないことがわかります。
インテリ層や学生が中心となり、ついに多数民衆の支持を得られなかった共産党は、日本に共産主義革命を起こすことはできませんでした。
戦後、宮本顕治委員長のもとで、共産党は革命集団でなく一政党となる方針転換をおこないました。しかし、宮本氏自身が関わったとされる「リンチ共産党事件」など、安易に支持できない材料も転がっています。立花氏に対する取材妨害や、「リンチ共産党事件」に関する論争からも、「共産党は本当に変わったのか?」という疑問がまだ解消されたものでないことがわかります。