認知症の「真実」 (講談社現代新書) の感想

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タイトル認知症の「真実」 (講談社現代新書)
発売日販売日未定
製作者東田 勉
販売元講談社
JANコード9784062882927
カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

片田舎の老人ホームに勤務している介護福祉士です。私が住んでいる田舎の老人たちは、処方箋を多く出してくれる医者を有難る傾向にあります。その結果、不必要な抗認知症治療薬等が大量に処方され・・・易怒・食欲不振・めまい・歩行困難・過覚醒・失禁などの副作用の結果、最終的に救急車で病院に運ばれる始末。現在の老人たちは薬の副作用で早死させられている現実に、ただただこの文献に激しく同意させられています。介護職の地位向上のため、みなさんも読みましょう!

認知症に使われている抗認知症薬とされるアリセプト。
副作用も多く、病気を治す作用もない。ただ、一部の患者の症状の進行を
数か月遅らせるだけ。薬価も政治薬価で、無茶苦茶に高い。

アリセプトの副作用である症状が出たら、それを押さえるのに向精神薬が投与される、
結果、患者は無茶苦茶にされる。

「認知症は厚生労働省が推奨する「早期受診、早期診断、早期治療」にのると、
お年寄りがボロボロにされる」という「はじめに」の文言が、
この本の主張を手短に表現している。

難しい題材でありながら優しい語り口でスゥーと読んでいける本でした。
認知症をまずきちんと知ることでいかに認知症が誤解されているかそして正しい知識を持つ
必要性を学びました。
薬を減らすという発想や薬に頼らない認知症介護・・・これからは1つ1つ疑問を持って立ち止まって考えてみたいと
思いました。

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講談社から発売された東田 勉の認知症の「真実」 (講談社現代新書)(JAN:9784062882927)の感想と評価
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