自閉症スペクトラムとこだわり行動への対処法 の感想
参照データ
タイトル | 自閉症スペクトラムとこだわり行動への対処法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 白石 雅一 |
販売元 | 東京書籍 |
JANコード | 9784487807987 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
知的障害のある自閉症児の母親です。
表紙を見て、あ!うちの子だ!と思い親近感が湧いて購入。
様々なこだわりや、対応の仕方があることがよくわかります。
子供の意外なこだわりに気づくきっかけにもなりました。
既にやっている対処法もあり、共感したり安心したりと、私にとってはお守りみたいな本です。
表紙を見て、あ!うちの子だ!と思い親近感が湧いて購入。
様々なこだわりや、対応の仕方があることがよくわかります。
子供の意外なこだわりに気づくきっかけにもなりました。
既にやっている対処法もあり、共感したり安心したりと、私にとってはお守りみたいな本です。
自閉症スペクトラムを持つ人たちの「こだわり行動」を、1.変えない、2.やめない、3.始めない、という3つの特徴に分けて、それぞれに合った基本的な対処法をまず挙げている点からして、勉強になりましたし、納得しました。また、世間では、こだわり行動も常同行動も強迫性障害も儀式も一緒にしてしまって、混乱していますが、この本では、それぞれの違いを明記してくれているので、その点もスッキリします。
著者によると、自閉症スペクトラムの人が持つ「こだわり行動」は、340もあるそうで、それらが1つずつ、例示してあるので、新たな発見があって有益でしたが、この本では、「こだわり行動」を分析し、指導の方向性を見いだすための、レーダーチャートという、チェックリストが添付されています。これは、現場に使えます!ちなみに、レーダーチャートの記載例やそれに基づく実践例も紹介されていますから、初心者でも簡単に使えます。
現場では、自閉症スペクトラムの人たちの「こだわり行動」の中でも、「一番こだわり」や「マンツーマンこだわり」「偏食に見られる食べないこだわり」等々で困っています。この本は、それらに、すべて事例でもって応えてくれています。
さらには、「こだわり行動」を受け入れて、その人と共に「育てていく」という、マネージメントの方法や、著名な方々の成功例(明石徹之さんや上田豊治さんの例)も収められていて、いろいろな見方や、取り組み方法が示されていて、本当に勉強になりました。
この本で取りあげられる自閉症スペクトラムを持つ人の年齢は、乳幼児期から大人までと幅広く、また、障害の程度も重い自閉症の人から、アスペルガー症候群やフレーバーの人までと多様です。これは、著者の現場経験が30年と長く、現在でも現場の第一線で活躍されていることが基本にあると思いました。
著者が対象の子供達に優しく丁寧に関わっている様子そのままに、読者にも優しく丁寧に説明して、分からせてくれるこの本を、お薦めします。
著者によると、自閉症スペクトラムの人が持つ「こだわり行動」は、340もあるそうで、それらが1つずつ、例示してあるので、新たな発見があって有益でしたが、この本では、「こだわり行動」を分析し、指導の方向性を見いだすための、レーダーチャートという、チェックリストが添付されています。これは、現場に使えます!ちなみに、レーダーチャートの記載例やそれに基づく実践例も紹介されていますから、初心者でも簡単に使えます。
現場では、自閉症スペクトラムの人たちの「こだわり行動」の中でも、「一番こだわり」や「マンツーマンこだわり」「偏食に見られる食べないこだわり」等々で困っています。この本は、それらに、すべて事例でもって応えてくれています。
さらには、「こだわり行動」を受け入れて、その人と共に「育てていく」という、マネージメントの方法や、著名な方々の成功例(明石徹之さんや上田豊治さんの例)も収められていて、いろいろな見方や、取り組み方法が示されていて、本当に勉強になりました。
この本で取りあげられる自閉症スペクトラムを持つ人の年齢は、乳幼児期から大人までと幅広く、また、障害の程度も重い自閉症の人から、アスペルガー症候群やフレーバーの人までと多様です。これは、著者の現場経験が30年と長く、現在でも現場の第一線で活躍されていることが基本にあると思いました。
著者が対象の子供達に優しく丁寧に関わっている様子そのままに、読者にも優しく丁寧に説明して、分からせてくれるこの本を、お薦めします。