【音声DVD-ROM付】長岡の教科書 数学I+A 全解説 の感想

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2009年から2010年にかけて「本質の講義 聞いてしまえばとっても簡単！」シリーズ全6冊を刊行。「旺文社の検定教科書＋長岡先生の解説音声」という画期的な構成は好評となるが、2011年に学習指導要領の改訂が行われ「数学C」が消滅。2011年9月には旧課程のまま合本化、「大人の学び直し」という副題が付き、高校生に遠い存在となってしまった。しかしこういう教材は現役高校生にこそじっくり時間をかけて取り組んで欲しいよなあ…と思っていたところへ、今回の新課程版（全3冊）発売の報。前回はPDFで収録していた演習や章末問題などの解答を巻末に持ってきたことで（解答は別冊のほうがよかったかも）、総ページ数も3冊合計の価格もハネ上がる結果になったが、前回の単なる分冊化にとどまらず、内容の細かい改正や専用ウェブサイトの開設をおこなった事は評価していいと思う。

いずれにせよ、もう「大人の学び直し」だけのものではなくなった。
さあ高校生諸君、35時間とことん学べ。