Spectre 007 の感想

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参照データ

タイトルSpectre 007
発売日2015-11-06
アーティストThomas Newman
販売元Decca
JANコード0602547595096
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » クラシック

購入者の感想

007新作は定例として、サントラを頭に叩き込んでから本編を鑑賞する事にしてるので、
今回も先駆けて、楽しく拝聴しました。

前作からボンド音楽を担当し始めたトーマス・ニューマンさん。
D.アーノルドさんからチェンジしたと報じられた際、結構なバッシングを受けましたが、
いざ公開されると、喝采を持って受け入れられました。
その様子は、P.ブロスナンから代ると発表されて一大バッシングが起こったけど、
公開されるや否や大絶賛の嵐に変わったD.クレイグの時と同じ軌跡を辿ったなあと感じていました。
今回は果たしてどんな劇伴を提供したのか、期待感一杯で聴かせていただきました、が・・・

余りにも期待値を上げ過ぎたかも知れません。というのも、今回の作品はスペクターの復活という事で、
前作に輪をかけて「オールド・ファッション」を売りにしているし、であれば、長年待ち望んでいた、
「007のテーマ」の復活も期待できると思ったし、そう思った矢先に公開された予告編では『女王陛下』のフレーズが流れるし、
すべての要素がサントラの期待値を上げに上げたんですよ。

で、聴いてみた処、前作のテイストとほぼ同じでした。 どちらかと言うと前回よりも更に静かな楽曲が多いです。
きっと作品全体の雰囲気を盛り上げるのに非常に重要だと思えます。
しかし、アクション・シーンで流れるであろう楽曲は、迫力満点の力技でぐいぐい押してきます。正に「静」と「動」。
この辺りは映画 『ロード・トゥ・パーディション』 にも通じる感じなので、これは良い意味で「ニューマンイズム」と呼んでいいでしょう。
時折、『スカイフォール』で使用したフレーズが盛り込まれていて、「お!ここでこれキタかあ!」って思わずニヤリとします。
ですが、ボンドのテーマは最低限に抑えられています。ここ一番ってとこでもっと使用していいのに・・と少~し不満。
パラシュートが開くと同時にボンドのテーマがかき鳴らされる、といったシチュエーションは、曲を聴く限りなさそうです。

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