奇跡のピアニスト郎朗(ラン・ラン)自伝―一歩ずつ進めば夢はかなう の感想

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参照データ

タイトル奇跡のピアニスト郎朗(ラン・ラン)自伝―一歩ずつ進めば夢はかなう
発売日販売日未定
製作者ラン・ラン
販売元WAVE出版
JANコード9784872903645
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » アート・エンターテイメント » 音楽家・ミュージシャン評伝

購入者の感想

北京オリンピック開会式で演奏した中国人ピアニスト”ラン・ラン”の半生です。
余りに内容が凄まじくて一気読み。
そして,ことあるごとに周りの人にも勧めてます。
ランランは,文化大革命で音楽家の夢を絶たれた両親の一人息子として誕生しました。
両親は,息子にピアノの才能があると見るや,お金をかき集めてピアノを買い与え,
自分たちの人生のすべてを息子に賭けます。
中国の時代背景がそうさせるのか,中国人のキャラクターなのか,
その打ちこみっぷりは,日本人にはあり得ない凄まじさ。
中国国内ではスラム街に住む貧困生活で,近所からピアノの音がうるさいと苦情を言われようと,石を投げられようと,ピアノの弦が切れようと,かまわず練習し続けます。
やがて,ランランはアメリカで花開き,
ピアニストとして成功を収めるだけでなく,人間的にも成長するのですが,
お父さんとの関係の劇的な変化も面白いです。
先日,テレビ番組で,ランランが演奏するメンデルスゾーンのピアノ協奏曲を見ましたが,
ものすごく思い入れの強い,魂を吸い取られるような演奏でした。
観客もスタンディングオベーションで拍手喝采を送っていましたね。
まだ27歳くらいなんですが・・・すごいとしか言いようがないです。
しかし,彼は成功したからよかったけれども,
中国の同年代の人たちには,様々な分野で,同様の努力をしたのに報いられなかった人たちが
きっとたくさんいるはずです。
才能,努力,運,精神力・・・スターダムにのし上がるには色々な要素が必要なんだなあと
つくづく思いました。

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