ボクの彼氏はどこにいる? (講談社文庫) の感想
参照データ
タイトル | ボクの彼氏はどこにいる? (講談社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 石川 大我 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062762939 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » あ行の著者 |
購入者の感想
同性愛について当事者の視点から,これまでの人生を感じたままに,赤裸々に,包み隠さず語った一冊です。
ゲイとしての自分を,真っ向から受け止める著者の強さを,200ページを越える活字から感じました。
一部の特殊な人たちではないんだ,社会に溶け込んでいるんだ,気を張っている生活から解放されて社会から認められたいんだ,ボクはここにいるんだという思いを感じます。
進化の末に,ヒトというものが出来上がり,それは相当に発達した脳を持つ動物。
それゆえ,「思考」が生まれ,その先に文明が発達してきたことで,文化が生まれ,技術が生まれたのは紛れも無い事実です。
人類には多種多様な人間がいて,その多種多様な人間が歴史を作ってきたこともまた事実です。
尊敬しあうこと,認め合うこと,そして共生していくことが大切ではないでしょうか?
性的指向が男同士,女同士だって,生きることって,愛することってすばらしいじゃないか,リアルに自分自身をさらけ出すその勇気に「この人スゴイ!」と心を打たれました。
自分が自分でいられる場所,悩める現代にそんな場所がない方も多いのではないでしょうか。
同性愛者として受け止め生きる,そんな著者の発信する思い,そして世界を知るための必読の書としてオススメします。
文庫版では加筆されていてお得です。
ゲイとしての自分を,真っ向から受け止める著者の強さを,200ページを越える活字から感じました。
一部の特殊な人たちではないんだ,社会に溶け込んでいるんだ,気を張っている生活から解放されて社会から認められたいんだ,ボクはここにいるんだという思いを感じます。
進化の末に,ヒトというものが出来上がり,それは相当に発達した脳を持つ動物。
それゆえ,「思考」が生まれ,その先に文明が発達してきたことで,文化が生まれ,技術が生まれたのは紛れも無い事実です。
人類には多種多様な人間がいて,その多種多様な人間が歴史を作ってきたこともまた事実です。
尊敬しあうこと,認め合うこと,そして共生していくことが大切ではないでしょうか?
性的指向が男同士,女同士だって,生きることって,愛することってすばらしいじゃないか,リアルに自分自身をさらけ出すその勇気に「この人スゴイ!」と心を打たれました。
自分が自分でいられる場所,悩める現代にそんな場所がない方も多いのではないでしょうか。
同性愛者として受け止め生きる,そんな著者の発信する思い,そして世界を知るための必読の書としてオススメします。
文庫版では加筆されていてお得です。